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Tokyo [チャイナの休日]

約一週間の帰省は、とても忙しく、充実した時間を過ごしました。
上海の虹橋空港から、飛行機を眺めて興奮。いざ出発!
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たまたま東京に来ていた上海人の仲良しお友達とも合流、子供達は、いつもの品川水族館で満喫。
アシカショーに、イルカのショーと満喫。この水族館の規模は大きくないのですが、サメやエイ、ペンギンも居て、メリーゴーランドもあったり十分楽しめる場所。
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母達は、東京でも乾杯~♪ 

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一足先に帰国した、上海で仲良くなったお友達と久々の再会に・・♪ 
(息子の右側に手が・・・心霊写真でしょうか・・・)

フランス人とのハーフ、義理の妹に3人目のBabyが誕生したので、お祝いも兼ねて会いに行きました。
女の子に間違えられるという、可愛い男の子ですが、8ヶ月にして10kg近い・・・BIGなベビー。
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1年ぶりの、従姉弟との再会に喜ぶ息子。
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フランス語の絵本を二人で見ながら、「これは恐竜だよ。」息子:「違う!これはだよ!」(何故か蛇にこだわる息子・・) これはどう見ても恐竜なんですけど・・・。 
同じ年齢で性格も似てる二人は喧嘩もするけど、どこか感性が似てて、会話が面白い・・
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あっという間の楽しい東京での時間。
今年こそ帰国できるか!?祈りながら上海へ・・・

中国、上海の国際空港に到着すると、検疫係員が機内で体温の検診が始まり、機内で異常がある人がいなければ出ることが可能とのこと。
幸い、検温では皆、異常なしだった為、スムーズに出国することができました。
今、上海の学校、幼稚園では、海外(日本)から戻って3日間は自宅待機という規定があります。
3日間、息子と違う意味での休日。何して過ごそう・・・。
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中国の端午節 ~子供の日~  [チャイナの休日]

中国では端午節の5月28日から4連休でした。
北京からの仲良し家族と共に、上海の夜を散策。端午節の提灯が綺麗な雲南南路へ・・・

先ずはnayusa-さんの電線部のメンバーの一員として・・(笑) 上海の電線お届け~
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端午節にはチマキでお祝いをする中国。農民画のタッチで描かれた粽提灯♪
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この煌びやかな提灯を眺めていると、歩行者天国と思いきや、ブブ=[車(セダン)]車が平気で通り抜ける・・・こでが中国です。[ちっ(怒った顔)]わざわざこの人混みを通り抜けなくても・・ね・・。

この雲南路の通りには、海鮮料理のお店があちらこちらで見かけられ、道端に海鮮が並べられています。
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中国らしい食材も・・・ふふふ・・なんでしょう~・・
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身がたっぷりの~!美味しそうでしょ~?! そして、こちらは・・ケロッ♪食べてケロッ♪
夏になると、精力美容の為に上海っ子が食べる人気の食材
実は・・私、3年前ですが・・食べさせられました~!!ニョロ~ン
お味はですね~
肉は弾力があって、淡白。目を閉じて食べましたが、骨が・・・丸い骨が・・・目を閉じても蛇だって分かるんですよね・・。骨がね・・・長くて丸くなってるんですよねー・・。その夜はある意味興奮して眠れなかったな~(笑)
あっ、今回は、美容も精力も蛇から頂こうと思わず、食べていません!
息子は、席の後ろにずっとこの蛇が居たので、「悪い子だとこの蛇さんに食べられちゃうよ。」と、母が少し脅していたので、始終、とっても良い子でした(笑)

夕食は綺麗なレストランで!
と、思っていたのに、ついつい海鮮をみると食べたくなって、3★★★レベルの店内へ・・・。
店員さんに「席空いてる?」と、聞くと、並んでいるのに、笑顔で優先してくれたので店内へ・・・。 って、この時点で怪しいですね。

お兄さんが、勧める海鮮は大きくて豪華そうなものばかり。
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このようなお店では、メニューを見て決めるのではなく、食材を見ながら計り売りです。いわゆる言い値!お会計が怖いことに・・・。

食材選びは、旦那様達にお任せ。 次から次へと運ばれてきた豪華な海鮮たち。
ホタテに、大きなシャコ!香港で食べるシャコもこんな感じですが、上海も身もたっぷりで満足感あり♪
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メインはこの豪華な2品! 
は一匹300元(4500円ぐらい)そして・・・
バーガーかと思うほどの蟹のテンコ盛り!500元(7500円ぐらい)
・・・・これも食べた後の請求で分かった金額ですけど・・・・ボラれましたかね?!
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お会計は、1200元(2万円ぐらいです) ひゃ=!!
ま~ま~ま~中国で何度お勉強させられたか・・・・。言い値ほど怖いものはありません!
※雲南路の海鮮料理店では、お値段にお気をつけて下さいませ。>
でも、日本だとこのぐらいするんですかね~!?

子供の日のお祝いに・・・と、言いながら結構大人達も満足した一日でした!

子供達に「福」が来ますように・・・・

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水の都 ~中国・蘇州へ~ [チャイナの休日]

上海から車で約1時間、水の都と言われる「蘇州」へ1泊2日の小旅行へ先日行ってきました。

ホテルは、シェラトン蘇州ホテル(蘇州呉宮喜来登大酒店)で1泊。
スターウッドメンバーなので、お部屋のグレードアップをしてもらい、専用ラウンジでゆっくりと・・・・。
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盤門のすぐそばに位置し、江南風建築に古式庭園を備え持った落ち着いたホテルでタイムトリップしたような雰囲気を味わいます。

朝5時ごろ、部屋の窓から外を覗いてみると・・・[晴れ]朝の光を全身に受けて太極拳をしてる地元の人々。中国人のエネルギッシュな源なのでしょうね!
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翌朝、蘇州で外せない観光地の一つ、東洋版”ピサの斜塔”がある「虎丘」へ。
入場料を払う場所に、ガイドさんが何人かいるのですが、ガイドさんによっては面白く話してくれる人もいるので旅のスパイスになります。
蘇州観光のメインとも言われる場所は、伝説話が多く謎解きのようで興味を掻き立てられるので日本語の話せるガイドさんに同行してもらいます。
不景気が影響してるのか、ガイド料は20元(280円)でいいとのこと。(お値段も良心的だけど、本人もとても良い人だったので、そのまま市内観光のガイドもお願いし、チップも弾みましたけど・・)

この「虎丘」、春秋時代の呉王、闔閭(コウリョ)が葬られています、その3日後に白い虎が現れたという話から、「虎丘」という名前になった説や、丘を空から見ると虎がうずくまっているように見えたから、などという説もあるようです。
入口は、北と南に2ヶ所。
その一つ、南入口には黄色い門。これは、正面からみると何に見えますか?
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虎の顔になっているそうです。”?” ・・この入口から、伝承話しが始まります。

ガイドさんの勧めで、この虎顔の門から入るのではなく、電動カートで裏の北門へと行き、丘の上まで進み、そこから下るルートで進んでいきます。
途中、別荘地や茶畑をみることができます。
この茶畑(雲在茶香)は、中国茶でも高級とされる「白雲茶」、キロ数10万円で取引されることも。
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蘇州は水の都と言われるだけあり、水が綺麗でお茶の栽培にも適しているといわれるそうです。
この茶畑を越えると、「雲岩寺塔」に到着。

国級重要文化財の雲岩寺塔。
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地盤沈下の影響で、北東方向に約2.3m、角度にして約4度傾いているため、「東洋のピサの斜塔」と呼ばれるようになったそうです。
<現在は土台の補強工事が完了しているため、これ以上傾斜が進行する可能性はほとんどないですが、塔自体の強度も落ちているため、残念ながら一般客は登ることができません。>

この石畳の模様、何に見えますか?
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これは、人という文字が陳列された模様で、人を支配する者だけ(王様)が通れる石畳だそうです。


そして、呉王、闔閭(コウリョ)が葬られているという場所は、この塔ではなく、「剣池」という場所。
この池では王の遺品として3000本の剣を埋めたという言われているそうです。
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途中、この「剣池」を上から覗くがあるのですが、この穴、中国人観光客、それも女性が落ちそうなぐらい覗きこんでいるので、何事かと思えば、ガイドさんが、「この穴から剣池を見て水面に自分の顔が映ると美しくなると言われています。あの日本の女優で常盤貴子さんも、撮影で来られて覗かれていましたよ。」
と、聞き、そんな~また伝説でしょー!って思いながら、・・・息子と穴の奪い合い[むかっ(怒り)]
必死で私も覗いていましたが、映らない!?えっ?見えないわーっ!しつこいぐらい覗いていると、パパさんから、「置いていくぞー。」 ガイドさん:「・・・あくまでも伝説です・・・」 
剣池の写真(↑)を見てもおわかりのように、あの橋の穴からですよー!!遠すぎて絶対映りませんからっ!!
では、皆さんにも覗いていただきましょう。 どうぞ・・。
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そして、「千人石」と呼ばれる場所。この一枚岩、すごいです。
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闔閭(コウリョ)の死後、この地に遺体を葬った息子が墓の秘密を守るため、墓を作った千人余りをこの場に集め、祝いの酒で酔わせた後に皆殺しにした ・・・と伝えられているそうです。 (私もお酒を勧められるときは、酔わないように気をつけなきゃ・・・。)
雨が降ると、石に浸み込んだ千人の血が蘇る … とまでも言われる”千人石”だそうです。

そして、闔閭(コウリョ)が剣を試し切りしたといわれる「試剣岩」
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呉王の闔閭が鋳造させた伝説の名剣、干将・莫邪の鋭さを試すために切った石だと伝承されているそうです。
まさかー!って話が多いのに、なぜか実物とその話が春秋時代の頃に想像させてくれる魅力を持った蘇州。
あくまでも伝承ですが、虎丘には伝説話が多く、その話はとても面白く、有意義な小旅行を過ごさせて頂きました。上海から、遠いようで近い蘇州。シルク工場、刺繍工場も素敵です。
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”労働節” 香港ディズニーランド ~2日目~ [チャイナの休日]

香港から戻ると、ビジネス?!ヨーロッパ周遊から戻った男的朋友から、お土産もらっちゃった!
と、喜んでると、ホント、ギャグじゃないけど、I LOVE 香港[黒ハート]のT-シャツを考えてた矢先に、これ↓
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I LOVE PARIS[黒ハート] 爆笑です。
いや~、10年以上も付き合ってると、意思の疎通っていうのか、通じ合うものがあるのね~♪
本場フランスのワインとか~、すっごく良い香りの石鹸とか~、数珠?(笑)やっぱり可愛い。
中国には無いね!と、ちょっと心うきうきした瞬間でした。こうゆうお土産って嬉しい♪THANKS!

さてさて、香港のディズニーランドですが、5月3日に入園。
香港市街⇔九龍ステーション⇔ディズニー駅まで。
そこでこのディズニー電車に乗り換えです。ディズニーランドへ直行!(5分程)
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GWの真っ只中、中国も労働節休暇にも関わらず、人混みはそれほどなく、どのアトラクションにもスムーズでした。
あの、恐怖の並ばない大人達が出現するんじゃないかと、ハラハラしてましたが、あれ?!なんか、拍子抜け?!
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全然、並ばず乗れたんですよねー。
唯一、人が多くちょっと並んだアトラクションが、息子も大好きなこれ! ダンボちゃんDSC_6904.JPG
ダンボも悠々と空を飛んでます・・・”ボク、人気なんだよ~”

アドベンチャークルーズで・・・色んな仕掛けに脅かされ・・ 
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『BUZZ LIGHTYEAR』 ディズニー映画『トイ・ストーリー』の"バズ・ライトイヤー"が活躍するアトラクション。アストロブラスター(光線銃)”を使い、次々と現れるロボットや秘密兵器などのターゲットを狙うのですが、カメラ片手に、36300点もGETした母です・・・。
 ・・・ パパ絶句 ・・・”ナンだその技”って。
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世界の子供たちがそれぞれの国の民族衣装で歌う「小さな世界」。『イッツ・ア・スモールワールド』
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後背では、人が乗る気配もなく静か・・・・。
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タイミングも良かったのか、どこも並ばなくて、スムーズ
並ぶことができない3歳児前後を連れての香港HDLは、お勧めですよ!
半日で、全てのアトラクションに乗れて、ゆっくり帰ることもできました。
香港のディズニーランドは、TDLに比べると三分の一程の規模だそうです。 規模が小さいので、小さなお子さん連れには楽チンです♪》

ディズニーからの帰りは、市街地へ戻りショッピング。

私がDFSでお化粧品を見てる間、パパさんと息子が行方不明。
満面の笑顔で戻った息子の手にはキャンディーの箱が・・・・。
息子:「お母さ~ん!パパに買ってもらったよー!」
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え??これって、ペニンシュラホテルのキャンディー?!ギョ!![がく~(落胆した顔)]
「ね、パパ、これって・・・・いくら?」 パパ:「100ドル!(1500円ぐらい)」 
そりゃ、ペニンシュラホテルのチョコレートとか、高級で有名だけど、キャンディーもあったの?!と値段にもビックリ。
数ある中から、息子が選んだペニンシュラのキャンディー。確かに美味しかったですけどね・・。

そして、香港といえばマダムの間で人気のアンテプリマ
香港発祥のワイヤーバック、香港マダムの間で話題になり、思わず香港ブランドと思ってしまいがちですが、実は、荻野いづみさんという日本人女性がイタリアから発信したブランド。アンテプリマはイタリア語で”デビュー前”の意味だそうで、女性にとって「デビューに年齢は関係ない」という思いが込められているそうですよ。子育てデビュー、保育園ママデビュー、色んなシーンでのデビューする意味で・・・。私は何のデビューか、勝手にあれこれ言いながら、欲しかったショルダーワイヤーポーチをGET。
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九龍のショッピング街、カントンロードにも、「H&M」がOPEN。上海の「H&M」では見かけない雑貨をお土産用に。
その土地によって商品が違うので覗く価値あり。香港も人気で店内は賑わってました。
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盛り沢山の一日の締め。
最後の夕食はパパさんお勧めの高級寿司。”板さんお勧めコース”で、テンションUP[グッド(上向き矢印)]
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息子へは、大好きなエビを握ってもらい・・。
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ごちそうさまでした。
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”労働節” 香港でショッピング&ディズニーランド [チャイナの休日]

中国の祝日、労働節は、5月1、2、3日と昨年から3日間に短縮。
それでも、やっぱり普段の生活から、離れてリフレッシュしたい。そんな思いで、結局出掛けた先は[飛行機]・・・・
やっぱり”香港

あれだけ、夢を壊すディズニーランド・・・と、ブーブー言ってた私も、やっぱり、好きなのさっ、香港!
半年前、国慶節休暇に、香港ツアー(http://shang-betterhalf.blog.so-net.ne.jp/2008-10-05)をした時に、あれだけ香港ディズニーは、中国人が並ばないだの、食べ散らかしが汚いだの、ブーブー不満だらけだったにもかかわらず・・・やっぱり”香港

なぜ、そんな魅力があるのよ、香港!!(笑)
今年の夏は、愛LOVE香港 っていうTシャツでも着てそうな勢いの私です・・・。

しかし、ブーブー言ってる場合じゃなく、豚インフルエンザに警戒する最中、家族3人はちょっと風邪気味でも、頑張って行ってきましたよ・・・。
空港では、人混みの混雑に巻き込まれるのも嫌だなーと思いながら、意外と空港は閑散としていました。

そして、今回の香港旅行は、ちょっとリッチに[ぴかぴか(新しい)]5星ホテルの香港島の夜景[ぴかぴか(新しい)]が見えるお部屋。
九龍島から眺める香港島の景色。この景色が見たくて・・・♪
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プールからの眺めも最高のホテル・・・
こんな優雅なホテルで、のんびりプールサイドで、水遊びをする息子と、私・・・ 
って、妄想だけ膨らみ、現実は、風がビュービュー吹き飛ばされそうな息子。
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そして、その風で、寒いったらありゃしない!!寒いんです!!水着にもなれません・・・。
なので、息子もジャグジーで一人遊んでいましたが、直ぐに寒い~!と唇が紫色になって、ぶるぶる震える始末。

仕方ないので、夜のプール&夜景だけ楽しみました。
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見るだけでも、優雅な気持ちに・・

初日の夕食は、海鮮火鍋へ。
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九龍島の有名な火鍋屋さんへ・・・・、入った途端、息子が「臭い~!ここ臭い~!」 お店の人や周りのお客さんが日本語が分からなくて良かったものの、臭い!臭い!と連発、お店の外の椅子に座る息子。もう注文しちゃったし・・・、食べ終わるまで我慢してもらおうと考えた策がこれ!
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息子に、「これで我慢してっ!」 豚インフルエンザ予防ように持ち歩いていたマスクが、こんな時に役に立ちました。 息子:”これいいね・・”だって。

二日目:香港ディズニーランドへ続く・・・
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息子と春のドライブ ~しまなみ海道~ [チャイナの休日]

日本滞在中、お天気が気持ちいいので、息子とドライブで小旅行してきました。[車(セダン)]
3月28日からETC搭載車には、割引制度もあり、お出かけしやすくなりましたね。

尾道(広島県)~今治(愛媛県)の間の6つの島(向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島)を10の橋で結ぶ”海の道のことを、しまなみ海道と言います。

しまなみ海道を尾道から3つ目の橋を通ると、生口島。ここは瀬戸田町として、名が知れた観光地なのです。

西の日光と呼ばれる「耕三寺」(耕三寺耕三(こうさんじ こうそう)和尚が亡くなった母に恩を報いるため、30年もの歳月をかけて作られた寺院)。
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日本画家、シルクロード画伯として有名な平山郁夫氏が生まれ幼少時代を過ごした場所でもあり、平山郁夫美術館や、国宝の向上寺の三重塔、NHKでも放映されたひょっこりひょうたん島(黒島)をバックに差し込む夕日が美しいサンセットビーチ、日本香り風景100選に選ばれたシトラスパーク、レモンやみかんなど柑橘の島としても有名な島。
でも、一日で全部を廻りきって満喫するには厳しいっ!!

お土産やさんが立ち並ぶ商店街を歩くと、タコがぶら下がっていたり・・・。
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世界一斜張橋の多々羅大橋(愛媛県(大三島)と瀬戸田町(生口島)を結んでいます。
道路脇にはレモンの木に果実が沢山、ふつ~うにぶら下がってる・・。
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日差しが眩しいドライブ、息子も大はしゃぎ!

日本画家、シルクロード画伯として有名な平山郁夫氏。
平山郁夫美術館では、この「仏教伝来」の陶板の原画がロビーに飾られているので必見の価値あり!
東京芸術大学の助手を務めていた1959年(昭和34)頃、原爆後遺症(白血球減少)で 死の恐怖と対峙する日々、自らの限界に挑み強行軍な写生旅行へ出かけますが、その旅から戻った際に目に留まった一つの新聞記事がきっかけとなり、有名な作品「仏教伝来」へと繋がったといわれています。
その新聞記事「東京オリンピックの聖火は、シルクロード経由で運んではどうか」、という記事がきっかけで、シルクロードの砂漠をゆく旅の僧がオアシスに辿り着く情景が一つの絵としての構想が浮かんだそうです。
その頃から、仏教やシルクロードの画が多いそうですが、数ある作品の中で私は「ブルーモスク」や砂漠の風景画、人物画なども印象的でとても好きです。
シーズンによって、作品の展示が入れ替わるので年に何度訪れても楽しめます。

幼少年期~青年期の作品が展示され、1960年代後半からたびたびシルクロードの遺跡や中国を訪ね、極寒のヒマラヤ山脈から酷暑のタクラマカン砂漠に至るまで、シルクロードの旅へ出かけ奥様も同行した様子など、シルクロードのルートなど展示、幼少時代のお母様への手紙など保管されていて、見どころ沢山。
がっ、今回は、息子を連れての入館は気が引けるし、時間も無かったので、お預けです。
主人も中国駐在の休暇には、シルクロードへの旅、タクラマカン砂漠へと一人旅をしていた為、広島の私の実家へ帰省した際には、必ずといっていいほど美術館まで足を運びますが、今回は一緒に帰ることもできなかったので、スケッチ場所の写真をお土産に・・・(笑)

平山氏の生家も今なお保存されているこの島全てが美術館のようで、「私の持つ原風景は常に故郷の山であり海であり、また島のたたずまいである。私は故郷から多くの影響を受けた」と、言われるように、美しい町並み。
その”しまなみ海道”の美しい島々には、平山氏が実際に描いた場所が、「しまなみ海道五十三次」のスケッチポイントとして石碑が立てられているのです!

あー、綺麗な場所だな~と思っていると、この石碑を見かけるのです。
まだ次のスケッチ場所を探そう!って気になるのですが、・・・勿論、子連れだし・・二人だし・・・断念。
それでも、今回は4箇所ぐらい発見しましたよ!

時間があれば、自転車でのんびり廻ってみたいかも。この、瀬戸内のしまなみ海道では、自転車もレンタルできるので、全長約70kmの海の道をサイクリングできるそうです。
でも・・・夏はきついだろうな~。やっぱり花々が満開のこの時期に限りますね。

スケッチポイント。
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室町時代初期に設立された国宝の三重塔の中では最も新しいと言われる、向上寺の三重塔。
様式は和様・唐様の混合で内部全体にも極彩色がほどこされていて、鮮やかな朱色が、瀬戸内の海と素晴らしいコントラストを醸し出しています。
<向上寺の入り口>
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<向上寺の上から眺める瀬戸内海>
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柑橘を見て楽しむ”シトラスパーク”は、入館無料で、広い敷地内を下って行くと子供の遊具が揃っています。
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息子は大興奮♪

満開の桜とレモンの木々を通り抜け・・※写真右「仏手」という変わった果実も発見。
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息子と散策していると、発見!
ここも絶景でした!
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帰りには、楽天ジェラート部門第一位に輝いた実績のあるジェラートのお店、「ドルチェ
瀬戸内海の景色を眺める店内はお洒落♪
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ここで地元産の果肉を使ったジェラートを味わい!息子と取り合い[どんっ(衝撃)]・・・
ポンカン、レモン、伯方の塩ジェラートなど種類が豊富でした
DSC04164.JPGDSC03979.JPGジェラウマでした♪

瀬戸田は、船で本州と行き来することもできます。(お寺をイメージした船)乗船時間は20分程。
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本州の三原、須波港側には、TVでも紹介される「たこ焼き」が売っています。
このたこ焼き、何がTVでも取り上げられるのか・・・・
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それは、このタコの大きさです!たこ焼きの生地の中は、大きいタコがぷりっぷり。おたふくソースとの絡みが絶品でした!あ~これも、息子と奪い合ったな[どんっ(衝撃)]・・。

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息子の満足した笑顔をみて、”お母さん、ちょっと疲れたけど・・・まっ、いいか。”って気持ちになりました。
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一夜の命・・”月下美人” [チャイナの休日]

私の好きな花、”月下美人”

夜の間だけ

純白で華やかな姿と芳香で魅了

一晩で散る花・・・月下美人


沖縄のイタリアンレストランで、”今夜咲いたばかりの月下美人です”・・と、
特別に貴重な花を、前菜で出して頂いた記憶が甦ります・・・。

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実はこれ・・・、刺繍ですよ。


純白な姿で咲き誇る、白木蓮・・・・
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この美しさは、実物でみるとかなりの迫力で、この場から離れられず、しばらくの間見入っていました。

中国の「蘇州」と言えば水の都、水が育んだ文化が多く、その中でもシルク、刺繍(ししゅう)は世界の最高峰とも言われています。その蘇州へは、上海から車で約1時間半。
週末に1泊2日で蘇州旅行へ行ってきました。

中国四大名刺繍は、蘇繍(蘇州)、湘繍(湖南)、蜀繍(四川)、粤繍(広東)と言われており、その中でも蘇州の刺繍が最も昇華された技法で美しく、国際手工芸博覧会などで数々の賞を受賞しているそうです。

表裏両面の模様・針法・色が全く同じように完成させ、両面とも鑑賞できる技法を両面繍・両面三異繍と言って、中国の伝統的な「毛髪」刺繍の技法は本当に素晴らしいです。
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これもその一つ。両面から見ても同じ絵柄でどちらが裏か分からないほど。
両面刺繍にもいろいろな刺繍があり、表も裏も同じ色、同じ絵柄。表裏同じ絵柄、異なる色、表裏異なる絵柄、異色とありますが、高度な技術ほど驚嘆です!!!
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窓から差し込む太陽光を頼りに一本一本仕上げています。
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ここで働く女性達は、繊細な作業と、誇りある技法を操る喜びで若さを保ち綺麗な方が多いとか・・・。
視力も良くなければなりませんが、伝統を受け継ぐ女性が、生涯の仕事として没頭している姿は美しい・・・・・・。

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春節休暇 ~西安旅行~ 三日目 [チャイナの休日]

三日目、本当は西安の西に広がる諸皇帝の陵墓群をめぐりたいところですが、それにはあと2泊は必要なので今回は市内数箇所を巡るだけです。

一箇所目は「碑林博物館」。その名のとおり石碑の林です。
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それこそ漢の時代から清までの石碑を900年もかけて集めているという場所で、見所沢山です。

あの歴史上の人物の筆跡に直に触れることが出来る(本当に触っちゃいけませんけど)、歴史好きには堪らない場所でしょう。
正面玄関前には玄宗皇帝の自筆である「石台孝経」の大きな石碑、儒教の経典の一つ孝経を解説したもの。
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745年製作とあるから、1,264年前!玄宗皇帝、字うまっ!

最初の展示は、ひたすら儒教経典を書き写した「開成石経」、部屋一面に並べられています。
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これも唐の時代のものだけれど、お城の中に並べて建てて、当時の学生はこれを見てひたすら勉強したらしい。
唐の時代の前の隋から始まった科挙、今で言う国家公務員試験にあたるんだろうけど、それは経典の内容にいかに通じているかを試す試験。 この試験で優秀な成績を収めれば将来の栄達が約束される訳で、これらの石碑と真剣ににらめっこしてた学生がいっぱいいたと想像すると楽しいですね。

次の部屋では世界史で習った(はずの)「大秦景教流行中国碑」が。
実物みるとやはり少し感動。景教とはネストリウス派キリスト教。
当時の長安は世界最大の国際都市で、当たり前のように様々な民族が同居していたと言われています。

" 五陵の年少、金市の東 銀鞍白馬 春風を度る(わたる) 落花踏み尽くして何処にか遊ぶ 笑って入る胡姫の酒肆(しゅし)の中 "
- 李白「少年行」 -

五陵とは長安の西に広がる漢代皇帝の陵墓の地域、この時代は侠客の親分の住む地域、そこの若者達が、西域由来のモノの溢れる西の市(金市)へと白馬に銀の鞍を載せて颯爽と乗りつけ、春風の中、花を踏み散らしながら何処へ向かうと思えば、異国の女性のいる酒場だった。
イケメンの不良少年達が高級車で欧米人の集まる場所へと向かい、その乗り付ける先は金髪の女性が酒を注いでくれるバーだったと。今の感覚で読み替えると、こういう感じでしょうか・・・。
とても当時の国際的な賑やかさが感じられ、大好きな詩の一つです。

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この細い柱の一群は拴馬粧(馬止め・馬繋ぎ)。明清時代において建物の門前に建てられ、家畜などをつなぎ止めるために用いられた石柱で、上部に様々な動物・人物等が彫刻されていて、それぞれが非常に生き生きと表現されているので、民間彫刻芸術の逸品といわれているそうです。
でも息子君達には格好のかくれんぼの場所と化し、一瞬にして姿を見失って慌てふためきました。
こんなところで迷子になられたりしたら・・・・きゃー!心臓がバクバクで探してると・・・・「ママ~、ここだよっ!」ニコニコしながら現れたり・・・・。
<中国も子供の誘拐が多く、親が売り飛ばされた子供を探し当てるという実際のドキュメンタリー番組を中国のTVで見たことがあったので、子供には絶対目が離せないのですが・・・> すばしっこいので「コラ~ッ!」怒ったり、ドキドキで・・”巨人さんに怒られるよ”、っていう言葉も忘れていました・・・(ーー;)

ここ碑林の隠れた目玉が太宗の六駿と言われる馬のレリーフ。
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これは唐王朝建国に活躍した第二代皇帝太宗が、皇子時代に歴戦をともに潜り抜けた六頭の名馬を顕彰したもの、本来太宗の陵墓である昭陵にあったものです。当時の軍馬、しかも名馬ともなると今で考えると超高級スポーツカーというところでしょう。
「これがオレの愛車だぜ」と彫ってしまいたくなる気持ちも分かろうというものです。
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前の日に見た兵馬俑の馬はもうちょっとずんぐり、頭でっかちで短足な姿でしたが、それから数百年後のこちらの馬は、今で言うサラブレッドのような脚の長く引き締まった胴、いかにも速そうな姿。きっと遠い名馬の産地からもちこまれた、それこそフェラーリのようなものだったのでしょう。

あと、どこの博物館にも、兵馬俑にも、必ずといっていいほど設置されていたのが、巨大消火器
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勿論、こんな広大な博物館で火災になると、家庭用の消火器じゃ、足りないですものね。
でも中国国内の観光地で、気にしてみると必ずありますよ。この巨大消火器。

最後の観光地となったのが「小雁塔」。これも薦福寺というお寺です。
二日目の「大雁塔」と比べるとちょっと小ぶりなのでこの名になりました。小とは言っても十三階建て43mもの高さがあります。
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ここは以前何度も西安を旅行したパパさんが、「ここは観光のメインコースじゃないから、ひと気が少なくって静かなたたずまいのお寺で心が洗われるよ!」と、言って最後の場所として選んだのがここ。
がっ旧正月の人出を見越し屋台が軒を並べ、何となく異国情緒だが国籍不明のポップソングをガンガンかけ、そろいの衣装で踊りを踊りながら イカを焼いている屋台、スズメの丸焼きを焼いている屋台、いったい何なの?
行灯(紅灯と言う)や、キャラクターが木々にくくられて度派手!
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ここ、お寺なのにこんなんでいいの?
パパさんも、「4年前はこんなはずじゃなかった・・・なんかショック・・」と、かなり驚いたご様子でした。
観光を一通り終え、西安の手打ち麺を食べて空港へ。

西安咸陽空港までは市内から30分ほどで到着。
北京に帰る友達家族と、行き帰りも同じ時間帯のフライトを手配していただいていたので、空港まで一緒に楽しい時間を過ごし・・お別れ。
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西安の東方航空のラウンジは殺風景。窓がない部屋だったのでゆっくり座る暇もなく息子は飛行機の見える場所へ移動。
「西安さようなら~!ありがとう~!」 息子も「バイバ~イ!」
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東方航空に乗り込むと、息子は機内で頂いたパズルに夢中。
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あっという間に完成させて「出来た~!」と大喜び。パズルできたんだ・・・と、ちょっとびっくりと感動。

とにかく、この西安旅行、お友達家族と楽しい時間を過ごし、盛り沢山の2泊3日の旅でした。
私とお友達の奥さんと、既に次の旅行先を計画中ですけど・・(笑)
楽しい旅を安心して、格安で手配して頂いたY&Mトラベル様、本当にありがとうございました~!!!

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春節休暇 ~西安旅行~ 二日目 [チャイナの休日]

二日目、気温は最高気温6度、寒さも厳しくなく安堵。
ついに西安観光のメインともいうべき兵馬俑博物館へ。

朝食を食べ終え、9時半、運転手さんのお迎えで出発です。
霧の中、ホテルから高速道路を約1時間ほど[車(RV)]走らせると到着です。
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ゴルフ場のような広大な整備された芝生や木々を通り抜けると・・・体育館のような建物が兵馬俑博物館。
坑は発掘順序に基づいて一号坑、二号坑、三号坑と名づけられています。
順路に従って、一号坑から入ります。中に入ると内のほうがなぜか冷え冷えして寒いのですが・・・・
6,000体もの陶器の兵隊の列に寒さも忘れて”わっー!”子供達も興味津々で、しばらく見入っています。
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息子も”ねー、ママ!これなに?兵隊さん?””兵隊さん、いっぱいいるねー!””お馬さんもいるよ!”
随分、言葉も増えて表情も豊かになってきました。

1974年、りんご畑用の井戸を掘った地元の農民に偶然発見された。
その最初の発見場所がここ。という印を立てた看板があります。
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この広い土地で、掘り当てたお爺さん、一躍有名人ですね。発見当初、その功績に政府から支払われたのが20元だか30元だったとか。(日本円で約300円~500円) 安っ!納得したの?お爺さん・・
この一大観光地が出来上がる立役者へのご褒美としてはあまりにも・・・ですが、当時30数年前ではそれなりのお金だったのでしょう。きっと年収の何分の一というレベルだったと想像します。今でも農村部では年収が800元(日本円で13000円ぐらい)とかいう地域もあると聞きますし。 
そして・・・・これが、有名な兵馬俑の軍団です!!
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そもそも中国は記録好きの国、始皇帝の陵墓に関してもいくらかの記述があるけれど、この兵馬俑は一切記録がなかったため、中国国内でも大きな驚きを持って受け留められました。忘れ去られたのか、それとも書き留めるほどの価値がなかったのか。
でも目の前にある2000年以上の年月を超えて迫ってくる古代人のエネルギーにはただ圧倒されます。
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順路に従って三号抗へ。ここは軍団を指揮する幕僚部を再現しているとも言われており、小規模で暗かったので写真ありません。

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まだ発掘が続いている様子で、この散乱した俑を繋ぎ合わせていくのでしょうか?まさに世界最大のジグソーパズル?!その完成まではまだまだ時間がかかりそうです。
これは、発掘中の様子を展示パネルで紹介されていました。
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そして二号抗へ。
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一号抗が軍団の主力部隊を意味する右軍、二号抗は騎馬・戦車隊などの機動部隊で右軍をサポートする左軍とされていて兵馬俑は1000体あまり発掘されています。

有名な俑がいくつか展示されていて、その細部のリアルさにびっくり!!
DSC_6383.JPGDSC_6385.JPGDSC_6386.JPGDSC_6388.JPGアチョー!
(本当はアチョー!では無く、弓矢を引いていたはずですが腐って無くなってるからこのポーズ) 
靴の裏の滑り止めも再現、しかも土踏まずとつま先の目の細かさの違いまで作りこまれているのには驚きました。本当に2000年以上も前のもの?悪い癖で、ついつい疑ってしまいます(笑)

別棟の博物館エリアには有名な銅車馬が。
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これは始皇帝が巡幸に使っていた馬車を忠実に2分の一サイズで再現されたもの。「史記」の記述ともぴったり。御者だけしかいないのは乗客が始皇帝の魂だから、ということ?

入り口付近には兵馬俑の超巨大模型が見学者をキッと見下ろしている。大きい女の子のオブジェと手を繋いでるんですけど・・
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意味不明のオブジェでしたが、息子は相当ビビッてしまったご様子。
母の脳裏に・・”これは使える!”。
息子が度々ダーッシュ!行方不明になりそうで、冷や冷や[あせあせ(飛び散る汗)]してたので、:「こらーっ!走り回らない!巨人さんが追いかけてくるよ!」と叱ると、息子:「ヤダッー!怖い!」
:「じゃあ、いい子にできる?」
息子:大きな声で「ハイッ!」ふふふ、これは使える、使える。
予想通り、大人しくさせたいときはこの巨大兵馬俑のデジカメを見せて、「ホラッ!悪い子はどこだ!!って見てるよ。」と息子に見せるとビビッて大人しくなります。

2000年前のモノが目の前で見れた事、ただただ感動し中国の歴史の大きさ、その時代にタイムスリップした様な感動を抱き博物館を後に・・、一通り周って丁度お昼時。
運転手さんの案内で地元の農家料理を食べさせてくれるという食堂へ。
「肉野菜炒め」が一番の高級料理?という、(58元)日本円で一皿約900円。って・・高い!
でも、これがお店の名物で美味しい!とかなりしつこく勧めるので、頼んでみることに。
DSC03288.JPG出てきてちょっと納得、「野菜」とは山菜のことでした。割と美味しいので、皆も納得。でも、観光地だからか、食事の値段は高めかも。

そして、メインはトマト風味のスープが掛かった極寛のきし麺。その名も「びゃんびゃん麺」。
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ビャンビャン麺って・・・名前が可愛い!すくい上げると、重くてブチブチちぎれてしまうのが難点(笑)
でも味は、トマト風味でまあまあってとこでしょうか。

食事も終え、次の目的地、車[車(RV)]で10分程の始皇帝の陵墓へ。
奥に見える小山、ただの木の生えた丘なのだけど、実は地面から30メートル下に始皇帝の宮殿が再現されていると歴史書に記録されています。
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まだ発掘されていないけど最近行われた地表からのリモートセンシング調査では巨大な地下空間の存在が確かめられたそうです。
「史記」の記述によると黄河と長江が機械仕掛けの水銀で再現され、入り口も機械仕掛けの弓矢が侵入者から守っているらしい。
インディジョーンズもびっくりですね。アラジンも魔法のランプを盗んだのはここから、という説もあるそうで。
実際陵墓墳丘の中央部からは高濃度の水銀が検出されているので、あながちおとぎ話ではないかも。
墳丘頂上まで220段ほどの階段があります。この丘も地面を深さ30メートルも掘ってお墓・地下宮殿を造って埋めて、その上に改めて丘を作ったのだからその苦労を考えると気が遠くなりそう~。友人親子は階段を上がって行きましたが、こちらは息子君、ベビーカーでお昼寝のため周囲を散策。

市内へ戻り、大雁塔へ。
まだ疲れからか眠り続ける息子と私は車内に残り、ここからはパパさんと友人家族のみ見学。
ここからは、パパさんの写真を見ながらのガイドです。
ここは「花匂う長安」唐の時代から現存する数少ない古跡、印度から戻った玄奘三蔵が持ち帰った経典を収めた場所。
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大慈恩寺というお寺の西塔として652年に建てられ、その経典の翻訳研究から唯識宗(法相宗)が始まったとあります。
だから日本の薬師寺(法相宗の大本山)でも玄奘三蔵をお奉りしているのですね。
中に入ると、塔は確かに古いのだけどここ数年で再建したんだろうな、というピカピカのお堂が周りを囲んでおり、しかも時期は旧正月、ごったがえす参拝客で浅草と化していました。
日本の古刹で感じるような長い歴史の重みは全く感じません。たぶんお寺としての歴史は何度も断絶しているのでしょう。

大した期待もなく塔の裏手に廻ると、ここにも最近作られたと思しきお堂ですが、玄奘三蔵院とあります。
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彼はバックパッカーの先駆け、と言ってはなんですが、西域を旅したことがある人にとっては神様のような人。「お!」という驚きで中を覗きました。何となく建物の雰囲気が違う。ちょっと注意して見回すと、どことなく天平の雰囲気が。明の時代に創建された建物も周りには残っていますが、どれも中華風に強く屋根が反り返った形。でもここのなだらかな屋根や、その上に載る大きな飾り(鴟尾:シビというらしい)も実に奈良っぽい。チケットの半券を引っくり返すと中国語の解説で「唐代建築様式に倣った」とある。やっぱり、と納得。さすが建築の国、中国。そのあたりのこだわりはしっかりしてました。
お堂の真ん中にデデーンと座る玄奘の像はあんまりありがたみがなかったが、結構満足できたパパさんでした。(byパパさん)

二日目は充実した中身の濃い一日で、流石に疲れた子供達にも大好きなプールで遊ばせてリフレッシュしよう!と、いうことで、ホテルのプールでパパ達に子供を託し・・息子はジャグジーの暖かい方で暫くボーッ・・・気持ち良さそう・・。
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私はお友達ママと二人でのんびりSPAへ。全身マッサージで至福の一時を・・
 
その後夕食へ・・ 小龍包の有名な本店へ。
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湯気が立ち上る店内は、活気溢れていますが、味は・・・まあまあ。雰囲気を味わったと言ったほうがいいかもしれません。
西安の食事は、上海や北京で中華料理を食べ慣れていると、美味しさの感動は無いかも!スープがぬるかったり、曖昧な味が多かったかも。インパクトが無いという感じで全体的に味を評価するとすれば、”まあまあ”・・・かな。

子供達もよく頑張りました。
DSC_6351.JPG イスラム通り端の駄菓子屋さんの店先にて

この世に生まれて3年、小さく生まれても、こうして西安まで来れた事、心に残る旅であって欲しい。
不景気なんて吹っ飛ばす勢いで、今ある時間を大切に、色んな世界を見せてあげたい。
時間のある限り、旅をし続けたいものです。

三日目は、最終日。
市内の名所を数箇所観光、「碑林博物館」などまたまた感動ものです! ~続く・・~
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春節休暇 ~西安旅行~ 初日編 [チャイナの休日]

今年、中国の旧正月は1月26日でした。
25日の大晦日から約1週間の春節休暇に入り、例年通りの寒暇到来です。

私達家族は、いつもなら息子の検査や親族会で日本へ帰省していましたが、今年は中国駐在生活が最後になるので北京駐在の仲良し家族と合流して一緒に中国国内旅行をすることにしました。

そして、中国でここだけは行っておきたいと選んだ場所が・・・・
西安”です。
シルクロードの出発点として、世界に名を馳せているいにしえのメトロポリス。

漢の武帝、霍去病、唐の太宗李世民、武則天、玄宗、そして中国四代美女として有名なあの楊貴妃という歴史上の人物が活躍した舞台でもあります。
そして20世紀最大の発見とも言われる、兵馬俑が発見された場所、秦俑博物館をメインに観光です。

息子は毎度ですが・・飛行機に乗れることだけ嬉しくてお気に入りのリュックに飛行機のおもちゃとクマのぬいぐるみを押し込んでパンパン。
母:「こんなに持っていけないから、ちょっとだけにして。」 
すると息子:「ちょっとだけね?!」と言いながら、ちゃんとその中からお気に入りの3機だけ、そして、やっぱりクマさんは外せないとの事。
荷物になるけど、クマさんも一緒に旅行へ出発です。

上海国際空港(浦東空港)から、西安へは飛行機で約2時間半。
途中、気流が悪く30分程揺れましたが、怖がっていたのは私だけ・・。

2時間が経ち、降下し始めると、窓からは山岳地帯が広がり、中国の広大さを実感!! 
気分が高まるほどの山脈や断崖絶壁の美しさが機内の窓から眺められます。
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秦嶺山脈が延々と続き、西安へ入り始めると山岳地から盆地へと景色が移り、霧が覆っています。

西安は、霧が覆った都市で土埃が建物に覆い、高いビルなど無いので古の町並みが情緒溢れています。
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気温は-5℃と言われていましたが、それほど寒さ厳しくなく過ごせました。
ホッカイロも常備していましたが、それより、砂埃がすごいので、子供が転んだり、何かに触るたびに砂埃で真っ白に。
西安旅行にはウェットティッシュ、濡れタオルなど多めに持参することをお勧めします。

西安空港到着後、同じ時間帯に到着するようにフライトを合わせていた北京駐在の家族と合流。
息子は大好きなお兄ちゃんと再会して大喜びです!二人が空港で出会った瞬間から気分は盛り上がり大興奮!
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先ずは手配していた運転手さんが迎えてくれて、3日間お世話になりました。

ホテルは、5☆フランス系ホテルソフィテル・オン・レンミン・スクエア・西安(西安索菲特人民ホテル)です。
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ここは部屋の面積も広く、色の無い町並みからホテルへ一歩入るとホッとする明るさと綺麗さを持ち合わせた豪華なホテル。
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そして何より朝食、フランス系ホテルだけあってパンの種類も多く美味しい!!西安旅行で唯一安心して味わえた食事です。
息子は待ちきれずロビーから脱走!
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ホテルへチェックインした後、城壁へ。 
夕日が落ち始める頃に、長楽門(東門)へ。霞んだ空から夕日が城壁を照らします。
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紀元1374年から1378年にかけて築かれた西安城壁。
中国の絹はここから運び出し、西域の品々も西門を通って中国全土に伝わっ た。と言われ、長方形の、周囲は11.9Kmもあります。
歩いて周るには無理なので、自転車の貸し出し、電動カートが観光用に準備されています。
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物価安のイメージがある中国ですが、観光地は意外に高値です。
時間があれば電動カートにも乗りたいところでしたが、
おばさんが一言:「今、電池切れだよ。」ガーン・・・中国らしい(笑)
<開門:8:00-18:00 入場料:40元 、レンタル自転車:20元(90分間)、電動カード50元>
息子は大砲に乗って西安の町並みを見つめています。(復元モノだけど観光地ではこんな事してはダメですね!)おかげで服は土埃で真っ白・・・。
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さて、これは何でしょう。DSC03141.JPG
実は、ゴミ箱で至る所に設置されています。ゴミ箱にまで配慮しているのが伺えます。

夕食場所へと移動します。途中、上海でも見られるけど観光地には必ず居ます。
風船売りの人々。すごい数を持ってる人もいますが、飛んでいかないのかな?
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夕食は、観光では必ず勧められる西安の有名な餃子館へ。
”千古風味(千年の味)””華夏美食(中華の美食)”と賞賛される「徳発長」です。
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入り口には、作品?の数々が陳列されています。この技術をご覧あれ!と言わんばかりに・・・
DSC03167.JPGアヒルDSC03169.JPGDSC03171.JPG  金魚DSC03172.JPG
餃子の芸術品です!!

80元~200元のコースが選べますが、噂で味はそれほど美味しくないと聞いていたので、とりあえず120元ぐらいのコースにして、味を見て追加注文か、近くにイスラムストリート(回族街)があるので、夜店で小腹を満たしてもいいかな。
で、これが120元コースのメニューです。
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前菜が4種類(その一つがこれ、白色は豚肉かな?と思ったけど、食べてみると、なんと胡桃でした。きゅうり、きくらげが入ってさっぱりと美味しいです)、えびと胡瓜の前菜。
鶴が申し訳なさそうDSC03184.JPGDSC03188.JPG
胡桃の形を再現、中身も胡桃がたっぷり入ったミルフィーユのようなデザートです。
総合的に味の評価をするとすれば、特別に美味しいとは思わない。
千年の味とは、千年前再現の味?と思ったほどですが、実は現代の生活に馴染んだ私達の舌が肥えてしまっているだけでしょう。
芸術的な目で見て味わうお店としては、お勧めかもしれません。

お店を後に、5分ほど歩き鼓楼の裏に廻るとそこがイスラム通り、多くの人と露店で賑わっています。
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胡桃や、ナツメグが多く並び、ザクロの大きさも私達が目にする物の2~3倍ある大きさにびっくり!
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カラフルな民芸品、水飴細工、栗も大きい!
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ストリートには、羊の肉を使った串や麺で香辛料の良い香りが漂っています。
そして、牛肉麺の美味しいお店に出会いました!
それが、ここ。
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羊一匹もが入れそうな大きな鍋で・・
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机の上にニンニクがドーン。
DSC03228.JPG出てきたのが、牛肉麺!DSC03229.JPG
麺にコシがあり、香菜がてんこ盛り。山椒や唐辛子の香辛料が辛く食欲をそそり体が温まります。
(ニンニクは、生でかじりながら食べるそうですが、生に食べなれていない私達には無理)
この麺の美味しさは、たまりませんでした!!!
喉が渇きますが、持参のペットボトルのお水で我慢。
<イスラム料理店なので、ビールやアルコールが飲めません>手が震えそうです・・(笑)

この後、イスラム通りを通り抜けホテルへ戻って就寝。
スリが多いと聞いていて気をつけていましたが、早速、リュックを背負っていたらチャックが開いていてびっくりです。
勿論、貴重品など入れていなかったので、スリ師はガッカリだったでしょうけど・・・
全く触られている感触さえなく、見事に空いていたのでゾッとしました。
主人から、「何やってる!気をつけないと!」と注意され、翌日は、その主人もチャック開けられてたぐらいです(笑)
勿論、「何やってるの!気をつけないと!」と、言い返してあげました。(笑)
とにかく、西安(中国)旅行へ行かれる方は、スリの多さにお気をつけて下さいませ。

長い一日、息子もよく頑張りました。

→ いよいよ兵馬俑が発見された場所、秦俑博物館へ・・・・
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セレブな気分で新年を~ in パークハイアット上海 ~ [チャイナの休日]

* Happy New Year *
毎年ホテルでお正月を過ごす私達。
今年は昨年11月にオープンしたばかりの”パークハイアット”で過ごしてきました。
<上海ヒルズ:オープニングセレモニー記事はこちら>
上海環球金融センター(通称:上海ヒルズ)にパークハイアット(中国語名:上海柏悦酒店)があります。
このホテルは、今上海のホテルの中ではトップ!79階から93階がホテルで客室数は約180室、平均客室面積は約60m2、
ハイアット・グループ運営による[ぴかぴか(新しい)]世界最高級ホテル[ぴかぴか(新しい)]です。

ここで年末年始を過ごす、駐在生活最後の年となる上海での新年。
最高級で贅沢なセレブな新年を迎えるには相応しいホテルでした。 

DSC08634-c2191.jpgIMG_3969.JPG~エントランス~

エレベーターの前では、上海で有名なデザイナーのモニュメントがお迎えしてくれます。
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エレベーターで、フロントがある87階までいっきに上がります。10秒程で到着です!
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チェックインして、部屋へ入ると、目の前には外灘と上海のシンボルでもある上海TV塔、グランドハイアットが目の前に広がります。
最高の眺めに感激!
雲の上から見渡す上海市内。
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上海最後の贅沢には相応しい部屋を手配していただきました。

チェリーパイとフルーツのサービスに、息子へのプレゼント、(クマのぬいぐるみ、お絵かきセット、スリッパ)が付いていました。
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収納が多く、鏡をふんだんに使って客室面積は約60m2もあるのでホテルにしては広く心地よい空間。
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バスルームには、液晶TVが埋め込まれた設計で天井からのレインシャワー、バスタブも広くて檜の椅子に、檜の桶にアメニティーが置かれています。

チェリーパイでティータイムの後は、プールへ。雲の上にあるプールはここでしか味わえないかも。
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息子もリラックス!(笑)
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主人から、「”一年間ご苦労様”、SPAでゆっくりしておいで。」という、優しい言葉。
90分コースのアロマボディマッサージコースを・・・1200元(約18000円) 
流石にSPAも最高級です。
先ず、服務員から、丁寧な説明を聞き今日の体のコンディションに合ったアロマオイルを選んでもらいます。
今日の私には”ペパーミント&ローズマリー”のアロマオイルを・・・
そして、2種類のドリンクの中から、私が選んだのは”マスカットウォーター” マスカットの、ほのかな香りが体の中をスッーと溶け込む感じです。そして、4曲の中から好きなミュージックを選択させてもらえます。リラクゼーションミュージック♪
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それからマッサージルームへと案内してもらいます。部屋はシャワールームとトイレ、洗面台とプライベートな空間。
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レインシャワーを浴びた後は、うつ伏せにゆっくりと90分間の優しいマッサージが始まります。
知らない間に一瞬の熟睡・・、至福の一時を味わえました。

これがあるから、また一年、頑張ろう。そう思えるのかも!

夕方の上海と2008年も終わりに近づく外灘の夜景。
紅白歌合戦を見終え日本と1時間の時差があるので1時間後のカウントダウン。花火が上がり始めます。
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2009年元旦、上海の朝
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お寝坊さん、[眠い(睡眠)]寝相が悪くてベッドの大部分を占領・・
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元旦の朝、外灘を行き交う船の汽笛を聞きながら”おーい!”と手を振ったり小さく見える車、全てに感動する息子。
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今年も健康で元気に過ごせる一年でありますように・・・・
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香港ディズニーとショッピング [チャイナの休日]

香港浪費旅行から戻ってきました!

今回は、上海からシンセン経由で香港へ。香港滞在をリッチに過ごしたいと思い、飛行機代を節約。息子の好きな飛行機代は節約させてもらって、母はその分リッチに!!(息子は値段より・・・飛行機に乗れただけで満足) 母の作戦です。
このコース、子連れの日本人、見かけませんでした(笑)


到着後、早速美味しい飲茶、エビワンタンです!ここはスープも絶品!
<香港島サイド、SOGOからリーガル香港ホテルに繋がった通り(YEEWO St裏のjardine.s bazaalにある,「ワンタン麺世家」>
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そして、ついに行ってきました!香港ディズニーリゾート
母がショッピングの間、付き合ってくれた息子に、一日だけディズニーの世界を!!
がっ!! 友達からの噂や、色んな情報によると、東京のディズニーランドを期待して行ってはダメよ!と強く念を押され、恐る恐る足を踏み入れると・・・・。DSC_5979.JPG

アトラクションに、並んでいると、横からスーーッと自然に、前に進んでいく人が・・・・そう、並ばないのです!
ちょっとでも隙間があると、「空いてるから」と言って前に進んでいく大人。
何なの!この人達、と、思ってると、今度は、子供を使って前に進む家族・・・。
注意すると、「子供が行きたいっていうから・・」と、平気な顔で前にぐんぐん割り込んで行きます。
もう、ゆっくり並んでいられないのです。
並ばないから、気分も最悪!これです、これが夢を壊すのです!!
乗りたい気持ちは分かるけど、大人ですよ!成人女性1人が並ばず、ダンボのアトラクションに乗りたいがために、割り込むんですよ!!
もう、二度と行きたい。と思えなかったディズニー・・・・これが、原因なのでしょうね。
だけど、待ち時間が何処も30分以内なので、半日で6個のアトラクションに乗れました。子供には色々楽しめて良かったのかな。
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そして、パレードが来るという案内放送で、周りが慌しくなります。
想像してた煌びやかなパレード!・・・・ガッ!え??これ?ちょっと、学生の学芸会?と思っちゃいました(笑)言っちゃ悪いけど、ショボイです・・・。DSC_5983.JPG

そろそろお腹も空いたので、レストランへ・・・。
ここも、思ったより席はスムーズに座れます。お年寄りご夫婦の前に2席空いてたので、相席させてもらいました。
ミッキーのピザ。。。DSC_6012.JPG
美味しそう?!味は普通でした。
でも、周りの人達の食べ散らかしがすごい!汚くて、ちょっと優雅な食事とまではいきません。

そして、息子が一番輝いていたのは、やっぱりクルクル回る木馬です。(笑)DSC_6003.JPG
笑顔一杯で楽しそうでした。この笑顔で満足かな。と嫌な気分を全てを掻き消してくれた息子の笑顔。
次回は東京ディズニーランドで夢の国に触れたいと思い、後にしました。


今回、母がお買い物した一部。
★スペインの靴ブランド”CAMPER”カンペール
主人にカンペールの靴を。
スペイン語で、「農夫」という意味を持つカンペール。地中海から発信される履き易くて、ユニークなシューズを届けたいというコンセプトのブランドです。
以前、主人がスペイン出張の際に、私に一足の靴をお土産に買ってきてくれたのがきっかけで、履き易く可愛くてファンになりました。
camperforhands_thumb.jpgCAMPER : http://www.camper.com/web/en/home.asp

★お気に入り” Massimo Dutti ”
Massimo Dutti-マッシモ・ドゥッティは、1985年、スペイン生まれのブランドで、お馴染み日本でも大人気の”ZARA”インディックス社と同じブランドで、こちらがワンランクエレガント。大人の男性、女性向けのイメージかな。
また、どこか品のある子供服、サングラス、フレグランスも人気を集めていて、お値段もお手頃です。
やっぱり、スペインブランドって、私的にはお洒落で着易くて、好きです。日本にはまだ上陸してないようで、中国では、香港、マカオ、11月には北京にオープンします!!
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Massimo Dutti: http://www.massimodutti.com/


★話題のBBクリーム”MISSHA”
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ミシャ BBクリーム UV (No.21)[SPF40 PA+++]

MISSHA日本公式ページ :http://www.misshajp.com/

★LOCCITANE ロクシタン の、お勧め化粧水。

中世から続くフランスのプロヴァンス地方で製造、自然原料を使用して高品質の香水、スキンケア、ボディケアの製品が揃うロクシタン。
私が愛用する化粧水、シアバターエキス配合の保湿力たっぷりの化粧水。
西アフリカに生育する(別名:若さの木)シアの木から採れる実から抽出される植物エキスは、滋養豊かな成分、リッチなテクスチャーからシアバターと呼ばれていて、ダメージを受けたカサつく肌をやさしく、しっとりとなめらかに整えてくれ、アフリカでは日焼け止めとしても使用されるほど。乾燥したお肌にしっとり、お肌がモチモチした感じになります。 シアの木は神秘の木として崇められ、昔から女性だけが木に触れ、実を採取し、その実を売ることを許されているそうで、アフリカの女性以外触れてはならないそうです。別名ウィーメンズゴールド(女性の宝)とも呼ばれて、その実を食べれば、栄養になり、悪魔から守ってくれると言われるほどの「神秘の木」。その神秘なる実から抽出された化粧水、スプレー式なので直接お顔にシュっと吹き付けたり、両手で包み込むようにゆっくりお肌に滲みこませます。魔除気分で・・(笑)ホント、しっとりします。
01ED200K8_m.jpgシア ジェントルフェースウォーター。

★BOTTEGA VENETA ボッテガ・ヴェネタ 

お馴染みイタリアの高級皮製品ブランド。丁寧に作られた革は「シルクのようだ」と評する人もいるほど。大きさも丁度よく使いやすいトートバッグと、お財布を購入。
定番、茶色のトートは柔らかくて子供の小物も一緒に入れられるのでとても便利です。


やっぱり、香港は、東南アジア一と言われる交通と金融、流通の要所であり、免税でもあるので、あらゆる物が揃いお買い得なショッピング天国!
そして、昔から「100万ドルの夜景」の異名を持つほど夜景が美しく、特に香港島のビクトリア・ピークからの夜景や、油尖旺區のビクトリア・ハーバーにあるウォーターフロント・プロムナード近辺から見る香港島の夜景は壮観ですが、今回私達は香港島に宿泊。
香港島から見る九龍側の夜景も綺麗でした。
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上海に戻ると、また上海の生活と育児も大変だけど、これがあるから頑張れるんですよねー。
またヘソクリ生活に励みます!!!!(笑)


<上海から香港へ格安で行く方法>
国内移動で上海からシンセンへ移動、シンセンから香港まで行きはバスを利用、帰りは船、というコースで、香港直行便より、随分格安(半値ぐらい)で行く事ができました。初めてのコースでしたが、シンセン到着後、高級バスで香港まで約1時間半、香港入国時に、乗換えがあるので、荷物を移動したり、子連れにはちょっと面倒。帰りの船は、香港島にあるフェリー乗り場から、高速船でシンセンまで50分。乗下船までに出入国審査がスムーズにできるので、歩く距離が少なくショッピングで増えた荷物を持っての移動は楽でした。 フェリー乗り場から、空港までタクシーで30分(70元)ぐらいですが、バスより楽かも。息子も色んな乗り物に乗って喜びました。
このコース、直行便で香港へ行くより、2時間ぐらいロスタイムですが、格安に行けてお勧めですよ!
シンセンまでのチケット購入、日系旅行社のY&Mさん、いつも良心的なアドバイスとサービスを提供してくれます。謝謝!

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3歳の夏休み [チャイナの休日]

今年の里帰り休暇、息子にとって初めて体験することばかり。
興奮と涙、感動の日々でした。

先ずは品川の水族館でのイルカショー、イルカがジャンプした途端、「ギャハハ~!」と大爆笑!
初めてイルカショーを見て、衝撃で笑ってしまったようですが、近くでジャンプされ怖がってしまい早々と退散。
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でも、やっぱり最後は・・・・お決まりのイルカに乗った少年
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今年最後のお台場のプールへ。人の多さで、パパと息子を見失い・・・
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昔からのお友達との再会、更に1月に上海から帰任したお友達との半年振りの再会、息子はお友達会った瞬間、大興奮!かなり嬉しかったみたいで、ジャンプで喜び!ベッドで大暴れしたり。
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翌日、ママはボーネルンドへ行く為、六本木ヒルズへ。
BørneLund ボーネルンドとは、デンマーク語の「 børne=子ども」と「lund=森」を意味するふたつの言葉。
ボーネルンドの森で生まれた遊びがひとりひとりに伝わって、森いっぱいにワクワクする遊びが広がっていく。
そんな願いと提案が込められている、生きる力を育む遊び環境づくりを提案する教育玩具、育児用具、教具などの輸入・開発及び販売店です。

上海のピジョンランドでは、このボーネルンドの玩具、用具を取り入れています。

その中でもエンジンが好きな息子は、ぐるぐる回せるギアを用いれたイタリアの知恵遊具”GEORELLO”が好きで、この玩具を買い求めに。
店内に入った息子は、目を輝かせベビーカーから飛び降りて、色んな玩具に興味津々!!3歳児、少しは成長してるのかと思いきや、他の子供が遊んでるところへ割り込み、横取りしそうになり、母は冷や冷や、ゆっくり見渡すことはできず、とにかく目的のギア玩具を探しだし、息子に確認。
2種類あって、花模様のギア、ジャングルギアでどちらにするか・・ 母;「どっちが好き?」 息子:「エーンジン、プロペラ!」 
意味不明なので、プロペラや動物達もが入ってるジャングルギアに決めました。
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母の選択は正解、息子は1時間過ぎてもギア玩具に夢中、プロペラを回したり、ギアに蕾を埋め込んで花の様に回したり、一生懸命、試行錯誤しながら脳を使い妄想の世界に入っております。

パパと夜の六本木をドライブ、東京タワー綺麗でした。
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穏やかな瀬戸内海の海水浴まで経験した息子。
真っ黒に日焼けして、一段と男らしくなり・・・ました、と言いたい所が、プールに慣れてた息子は、海のしょっぱさに衝撃だったのか、 ”しょっぱい!!!”と言って泣き出す始末。
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いとこのおじちゃんに、カキ氷で慰めてもらい・・・初めてのカキ氷の冷たさにビックリ。

目の前に上がる花火の音にビックリ!圧倒されたのか、「わ~!きれい~!」とポッカ~ンと口を開けて感動する息子でした、
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この夏は、初めての体験ばかりで、泣いたり、笑ったり、感動の日々。
ひと回り成長したようです。

上海に戻って直ぐ・・・、主人の後輩はできた後輩だわ~!オリンピック観戦チケットGETしてくれました。
夏休みの締めくくりとして、明日から北京入り、星野ジャパン応援です!
いざ、北京オリンピックへ!

母は強しですね~、クタクタです。息子の思い出づくりの為にね・・・ 
夏休みって、母にとっては休みじゃないって実感した夏でした・・・・。
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中国の”労働節”日本へ小旅行 [チャイナの休日]

2008年、中国の(GW)労働節休暇は4日間。今年からお休みが短くなりました。
私は息子を連れ3歳児検診も兼ねて、日本帰省。育児休暇と題して10日間ほど日本でのんびり。息子と二人でのフライトも楽しく、束の間の休日を過ごしてきました。

息子も普段は外で遊ぶ事もないけど、日本では朝起きてから寝るまでずっと外で遊ぶほど、イキイキ!夕暮れ時まで毎日遊びに夢中♪
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タンポポを初めて見る息子は、ふわふわ飛んでいく綿ぼうしを楽しそうに・・・”ふっ~っ!”DSC08800.JPG
ママの車に悪さしたり・・DSC08783.JPG
お天気が良く、つつじが満開で見頃の観光地で。
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西の日光と呼ばれる「耕三寺」には、アヤメやツツジが満開。
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ここのイタリアンジェラート、楽天のスウィート部門で1位になったほど。地元産の原料を使ったジェラートが美味しかった~♪
夏みかんと塩味。息子も大喜び! DSC08829.JPG
春の日差しが穏やかな5月は、お出掛けが楽しい。上海での生活から抜け出し、息子との二人旅も色んな発見ができて良い刺激になったかな。息子の笑顔満開の小旅行。

初めての海も体験!
瀬戸内海は、穏やかで大潮の時には海岸で潮干狩りをする人々も目にします。そんな中、息子とちょっと岩や海藻が多いけど、初めての海を感じさせてあげようと、水際まで散策。
<黄昏る息子>
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<足が海水にはまって・・・”いや~ん”>
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<冷たい海水にびっくり・・・”わぁ~~!ママ~”と泣き叫び> 
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身動きがとれなかった息子、その後、こけちゃってお洋服はずぶぬれに・・。

お着替えしてから、今度は防波堤に座って海を眺め・・・・と、思ったら、、、
なぜか正座して黄昏ているじゃない。
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「3歳児、何を想う瀬戸内に・・」 by母
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春節休暇 ”アンパンマンこどもミュージアム” [チャイナの休日]

今年の春節休暇は、主人側の親族会、息子の2歳半検診&発達検査も兼ねて日本へ。
 
上海虹橋空港から羽田空港への空路は、ANAを利用して東京へ。羽田空港到着は、やぱりとても楽ちん。
飛行機好きな息子も、久々の飛行機に大興奮!「アナ!」「ジャル!」「トウホウコウクウ!」と、空港カウンターの受付看板を見て雄叫び~!ママ、パパという言葉の次に覚えた言葉が、「アナ!」「ジャル!」だったほど。
どうやら、エンジンが大好きで、やはり男の子。
 
羽田に到着後、車での移動中、主人に「日本の車は全て新車?」と思わず聞いてしまったほど、トラックやバス、全てが新車でピカピカ!!本当にびっくりしました。
中国では、あまり洗車もしないのか、排気や泥でドロドロの車が多く、雪が降った日なんて、後方窓にも雪が積もったまま雪を除く事もなく走る車が殆どで、後ろ見てないってことじゃない?と、呆れるほど。 日本に観光した中国人が、「日本は綺麗だ!」と言う人が多いほど、私もこの日本の綺麗さを忘れていたようで、先ずは車の綺麗さに感動!感動!
空気も東京の空気でさえ、澄んでみえたほど。青空、沿道の緑も綺麗で、原色を久々見たような気持ち。
 
先ず一日目は、息子の為に。と思い、息子の好きな「横浜アンパンマンこどもミュージアム」 www.yokohama-anpanman.jp へ。
横浜みなとみらいまで車で行き、「さーーー!思いっきり遊びなさ~い!」
普段、本やDVDでしか見ていなかったアンパンマンが何処を見てもアンパンマンでイッパイ!息子の目が泳いで視線が定まらず、鼻息も荒い荒い! 
  ★夢中で、覗き穴からアンパンマンの世界へ入る息子。
 
 
★”わぁ~~なんだろう!”
 
 
★”わぁ~廻ってる~!”興味深々・・
 
 
 ★”わぁ~” ついにこんな姿で・・そんなに覗かなくっても。
 
 
 ★”パン焼き工房でパン生地コネコネ”意外に上手♪
 
 ★かまどの火をみて”あちち!あちっ!”と言いながら20分程研究中。
 
★ハイ、最後はピアノの演奏でご満悦♪ いつもピアノのレッスンをしているせいか両手で上手に弾いてます。
息子は満足だった様子で、あっさりアンパンマンミュージアムを後に。
次は銀座へ直行!ママはウキウキ♪ 

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