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漢方薬の威力?妊娠報告! [上海生活]

中国では、中医と言って、漢方医療は病院内でも普通に行われています。
私も、産後の体質改善を目的に、中医の先生に診察をしてもらっています。先ずは、脈診、舌を見せて、問診になります。
私は、脈が弱い。免疫力が弱いですね。と告げられ、私の体調によって漢方薬を調合してもらいます。確かに、熱が出やすく、風邪もひきやすかった。。。

中国の漢方薬は、最近では既に調合している液体を1パックずつビニールのパックに詰めて1週間~2週間分用意してもらいます。
それが、一口で吐きそうなぐらい苦くて、何とも言えないお味です・・・。で、結局飲めなかった・・。(←あーーもったいない。) でも、飲めない場合、中医の先生に言えば飲みやすく調合し直してくれるそうです。 

日本では、漢方は顆粒ですね。
顆粒でも効果はあります。今回、長い夏休みの間に、中医専門の医師に体調不良の状況説明をして、診察を受け、顆粒の漢方薬を調合してもらいましたが、2~3日で身体に変化を感じました。
漢方はなかなか直ぐに効果が出ないので、漢方の処方を希望する患者さんは少ないようです。私は、産後の身体も考えると、即効性より、身体に負担無くゆっくりと治療をする事を優先させたい派なのです。
でも、漢方治療中は、食べ物の制限もあるのでご注意を。
中国では、胃がムカムカする時に大根を食べると、ゲップが出てスッキリするから食べなさいと言われていますが、漢方治療中は、大根は効き目が弱まるので、禁止だそうです。

あと、身体の熱を下げお肌に良いと言われる、亀ゼリーは、妊婦さんは禁止ですよ~。
熱を下げるということは、体を冷やすので妊婦さんにダメなんだそうです。
ということは、夏の食材って、身体の熱を下げる食材が多いので気をつけないといけないんですよね。 蓮根、スイカ、緑豆、ユリ根、・・・結構あるかも・・。
ちなみに、妊婦さんの足裏マッサージも勧められないんですよ。妊娠中、足が浮腫んでダルいと思って、足裏マッサージ店へ行くと、”妊婦さんはダメ”ってお断りされました。
破水しやすいツボがどうやらあるらしい・・。
婦人科系で言うと、小豆、蓮の実、白きくらげ、ナツメ、鶏肉スープ、などなど。血になるもの、身体を温める食材を勧められます。

と、話がちょっとズレ気味。
で、漢方の威力について!
なんと、1年前に私の上海在住の友人が、子供が欲しい!と妊娠計画を立てていました。
でも、毎月悲しそうに、今回もダメでした・・・。と、なかなか直ぐにはできないものなんだ。。と、言って、夫婦で体外受精の話しまででていた矢先、昨日”報告があります!妊娠しました!”と、嬉しそうに報告しにやってきたのです!
その彼女も、色々悩んでいた時に、私がせっかく中国に居るんだし、漢方治療もどう?って、勧めてみました。

そして、漢方を飲み始めて1ヶ月後に妊娠したのです。
私と同じように、上海の中医の先生に、脈診をしてもらい、舌診、問診を受け、子宮が冷えているから血の巡りをよくしたり、暖める効果がある彼女に合った漢方を調合してもらい、毎日1杯苦い液体を頑張って飲み続けたそうです。
飲み続けると、確かに身体の変化を感じたそうで、顔色もよくなって体調もよくなってきたみたい。
そして、喜びのご報告!
私も心配してたけど、漢方のスゴサも実感っ!
体調やタイミングにもよるのかもしれないけど、彼女は漢方の効果もあったのでは・・・との事。
中国4千年の歴史ですね。(^^?)
無事に出産できることを祈って、海外での妊娠生活を支えてあげようと思います。


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