水の都 ~中国・蘇州へ~ [チャイナの休日]
上海から車で約1時間、水の都と言われる「蘇州」へ1泊2日の小旅行へ先日行ってきました。
ホテルは、シェラトン蘇州ホテル(蘇州呉宮喜来登大酒店)で1泊。
スターウッドメンバーなので、お部屋のグレードアップをしてもらい、専用ラウンジでゆっくりと・・・・。
盤門のすぐそばに位置し、江南風建築に古式庭園を備え持った落ち着いたホテルでタイムトリップしたような雰囲気を味わいます。
朝5時ごろ、部屋の窓から外を覗いてみると・・・朝の光を全身に受けて太極拳をしてる地元の人々。中国人のエネルギッシュな源なのでしょうね!
翌朝、蘇州で外せない観光地の一つ、東洋版”ピサの斜塔”がある「虎丘」へ。
入場料を払う場所に、ガイドさんが何人かいるのですが、ガイドさんによっては面白く話してくれる人もいるので旅のスパイスになります。
蘇州観光のメインとも言われる場所は、伝説話が多く謎解きのようで興味を掻き立てられるので日本語の話せるガイドさんに同行してもらいます。
不景気が影響してるのか、ガイド料は20元(280円)でいいとのこと。(お値段も良心的だけど、本人もとても良い人だったので、そのまま市内観光のガイドもお願いし、チップも弾みましたけど・・)
この「虎丘」、春秋時代の呉王、闔閭(コウリョ)が葬られています、その3日後に白い虎が現れたという話から、「虎丘」という名前になった説や、丘を空から見ると虎がうずくまっているように見えたから、などという説もあるようです。
入口は、北と南に2ヶ所。
その一つ、南入口には黄色い門。これは、正面からみると何に見えますか?
虎の顔になっているそうです。”?” ・・この入口から、伝承話しが始まります。
ガイドさんの勧めで、この虎顔の門から入るのではなく、電動カートで裏の北門へと行き、丘の上まで進み、そこから下るルートで進んでいきます。
途中、別荘地や茶畑をみることができます。
この茶畑(雲在茶香)は、中国茶でも高級とされる「白雲茶」、キロ数10万円で取引されることも。
蘇州は水の都と言われるだけあり、水が綺麗でお茶の栽培にも適しているといわれるそうです。
この茶畑を越えると、「雲岩寺塔」に到着。
国級重要文化財の雲岩寺塔。
地盤沈下の影響で、北東方向に約2.3m、角度にして約4度傾いているため、「東洋のピサの斜塔」と呼ばれるようになったそうです。
<現在は土台の補強工事が完了しているため、これ以上傾斜が進行する可能性はほとんどないですが、塔自体の強度も落ちているため、残念ながら一般客は登ることができません。>
この石畳の模様、何に見えますか?
これは、人という文字が陳列された模様で、人を支配する者だけ(王様)が通れる石畳だそうです。
そして、呉王、闔閭(コウリョ)が葬られているという場所は、この塔ではなく、「剣池」という場所。
この池では王の遺品として3000本の剣を埋めたという言われているそうです。
途中、この「剣池」を上から覗く穴があるのですが、この穴、中国人観光客、それも女性が落ちそうなぐらい覗きこんでいるので、何事かと思えば、ガイドさんが、「この穴から剣池を見て水面に自分の顔が映ると美しくなると言われています。あの日本の女優で常盤貴子さんも、撮影で来られて覗かれていましたよ。」
と、聞き、そんな~また伝説でしょー!って思いながら、・・・息子と穴の奪い合い。
必死で私も覗いていましたが、映らない!?えっ?見えないわーっ!しつこいぐらい覗いていると、パパさんから、「置いていくぞー。」 ガイドさん:「・・・あくまでも伝説です・・・」
剣池の写真(↑)を見てもおわかりのように、あの橋の穴からですよー!!遠すぎて絶対映りませんからっ!!
では、皆さんにも覗いていただきましょう。 どうぞ・・。
そして、「千人石」と呼ばれる場所。この一枚岩、すごいです。
闔閭(コウリョ)の死後、この地に遺体を葬った息子が墓の秘密を守るため、墓を作った千人余りをこの場に集め、祝いの酒で酔わせた後に皆殺しにした ・・・と伝えられているそうです。 (私もお酒を勧められるときは、酔わないように気をつけなきゃ・・・。)
雨が降ると、石に浸み込んだ千人の血が蘇る … とまでも言われる”千人石”だそうです。
そして、闔閭(コウリョ)が剣を試し切りしたといわれる「試剣岩」
呉王の闔閭が鋳造させた伝説の名剣、干将・莫邪の鋭さを試すために切った石だと伝承されているそうです。
まさかー!って話が多いのに、なぜか実物とその話が春秋時代の頃に想像させてくれる魅力を持った蘇州。
あくまでも伝承ですが、虎丘には伝説話が多く、その話はとても面白く、有意義な小旅行を過ごさせて頂きました。上海から、遠いようで近い蘇州。シルク工場、刺繍工場も素敵です。
ホテルは、シェラトン蘇州ホテル(蘇州呉宮喜来登大酒店)で1泊。
スターウッドメンバーなので、お部屋のグレードアップをしてもらい、専用ラウンジでゆっくりと・・・・。
盤門のすぐそばに位置し、江南風建築に古式庭園を備え持った落ち着いたホテルでタイムトリップしたような雰囲気を味わいます。
朝5時ごろ、部屋の窓から外を覗いてみると・・・朝の光を全身に受けて太極拳をしてる地元の人々。中国人のエネルギッシュな源なのでしょうね!
翌朝、蘇州で外せない観光地の一つ、東洋版”ピサの斜塔”がある「虎丘」へ。
入場料を払う場所に、ガイドさんが何人かいるのですが、ガイドさんによっては面白く話してくれる人もいるので旅のスパイスになります。
蘇州観光のメインとも言われる場所は、伝説話が多く謎解きのようで興味を掻き立てられるので日本語の話せるガイドさんに同行してもらいます。
不景気が影響してるのか、ガイド料は20元(280円)でいいとのこと。(お値段も良心的だけど、本人もとても良い人だったので、そのまま市内観光のガイドもお願いし、チップも弾みましたけど・・)
この「虎丘」、春秋時代の呉王、闔閭(コウリョ)が葬られています、その3日後に白い虎が現れたという話から、「虎丘」という名前になった説や、丘を空から見ると虎がうずくまっているように見えたから、などという説もあるようです。
入口は、北と南に2ヶ所。
その一つ、南入口には黄色い門。これは、正面からみると何に見えますか?
虎の顔になっているそうです。”?” ・・この入口から、伝承話しが始まります。
ガイドさんの勧めで、この虎顔の門から入るのではなく、電動カートで裏の北門へと行き、丘の上まで進み、そこから下るルートで進んでいきます。
途中、別荘地や茶畑をみることができます。
この茶畑(雲在茶香)は、中国茶でも高級とされる「白雲茶」、キロ数10万円で取引されることも。
蘇州は水の都と言われるだけあり、水が綺麗でお茶の栽培にも適しているといわれるそうです。
この茶畑を越えると、「雲岩寺塔」に到着。
国級重要文化財の雲岩寺塔。
地盤沈下の影響で、北東方向に約2.3m、角度にして約4度傾いているため、「東洋のピサの斜塔」と呼ばれるようになったそうです。
<現在は土台の補強工事が完了しているため、これ以上傾斜が進行する可能性はほとんどないですが、塔自体の強度も落ちているため、残念ながら一般客は登ることができません。>
この石畳の模様、何に見えますか?
これは、人という文字が陳列された模様で、人を支配する者だけ(王様)が通れる石畳だそうです。
そして、呉王、闔閭(コウリョ)が葬られているという場所は、この塔ではなく、「剣池」という場所。
この池では王の遺品として3000本の剣を埋めたという言われているそうです。
途中、この「剣池」を上から覗く穴があるのですが、この穴、中国人観光客、それも女性が落ちそうなぐらい覗きこんでいるので、何事かと思えば、ガイドさんが、「この穴から剣池を見て水面に自分の顔が映ると美しくなると言われています。あの日本の女優で常盤貴子さんも、撮影で来られて覗かれていましたよ。」
と、聞き、そんな~また伝説でしょー!って思いながら、・・・息子と穴の奪い合い。
必死で私も覗いていましたが、映らない!?えっ?見えないわーっ!しつこいぐらい覗いていると、パパさんから、「置いていくぞー。」 ガイドさん:「・・・あくまでも伝説です・・・」
剣池の写真(↑)を見てもおわかりのように、あの橋の穴からですよー!!遠すぎて絶対映りませんからっ!!
では、皆さんにも覗いていただきましょう。 どうぞ・・。
そして、「千人石」と呼ばれる場所。この一枚岩、すごいです。
闔閭(コウリョ)の死後、この地に遺体を葬った息子が墓の秘密を守るため、墓を作った千人余りをこの場に集め、祝いの酒で酔わせた後に皆殺しにした ・・・と伝えられているそうです。 (私もお酒を勧められるときは、酔わないように気をつけなきゃ・・・。)
雨が降ると、石に浸み込んだ千人の血が蘇る … とまでも言われる”千人石”だそうです。
そして、闔閭(コウリョ)が剣を試し切りしたといわれる「試剣岩」
呉王の闔閭が鋳造させた伝説の名剣、干将・莫邪の鋭さを試すために切った石だと伝承されているそうです。
まさかー!って話が多いのに、なぜか実物とその話が春秋時代の頃に想像させてくれる魅力を持った蘇州。
あくまでも伝承ですが、虎丘には伝説話が多く、その話はとても面白く、有意義な小旅行を過ごさせて頂きました。上海から、遠いようで近い蘇州。シルク工場、刺繍工場も素敵です。
蘇州行ってきました。
なつかしいです。
by 飛騨の忍者 ぼぼ影 (2009-05-17 14:59)
蘇州は良い所ですね こんなに良いホテルだとなおさら
印象が良いですね
お茶も美味しいですよね
私も懐かしいです〜
by fam (2009-05-17 16:08)
わぁ~~行ってみたいなぁ♪
by ぴーすけ君 (2009-05-17 16:47)
男が覗くと、美男子になるのでしょうか?
・・・間に合うかしら。(汗
by たいへー (2009-05-17 17:12)
息子さんと取り合いになって(笑)
ガイドさん:「・・・あくまでも伝説です・・・」 に大笑いしました(笑)
素敵なホテルだ~♥
蘇州ってやっぱり素敵なところなんだなぁ・・・^^
by tanpopo (2009-05-17 17:16)
いいですね~
食も素敵だと最近は言いますね!
by pace (2009-05-17 18:54)
行ってみたいですなぁー!
by いわもっち (2009-05-17 18:55)
わお~~!”mykaira さん綺麗だ~♪ 剣池覗いたね。
私は蘇州に夜着いて朝出ちゃったので残念です。
by 旅爺さん (2009-05-17 19:14)
蘇州は、僕も行ってみたい所なんですよー
ホントピサの斜塔みたい^^
by Ranger (2009-05-17 20:00)
中国はいい話も恐い話も、桁が違いますねぇ・・・・。
日本もそうだったのかなぁ・・・と、自分は日本の歴史を知らないだけなのかな?
by junko (2009-05-17 20:01)
いいなー。実は今、お客様に薦められて十八史略を読んでいるのです。これが読み終わったら史記に挑戦・・・
中国の奥深さに学んでいるとこです。
でも・・・色的も忘れないようにしないと(爆)
オトコですからね。
十八史略に出てくる魅力的な漢(おとこ)たちも色的ですものね。
by STEALTH (2009-05-17 21:13)
ルパンⅢ世に出てくる五右衛門が、漸鉄剣で切ったのかと思いました(^_^;)
by いけ麺 (2009-05-17 21:25)
写真で楽しませてもらいました♪
by ふわり (2009-05-17 21:48)
いやあ、くっきり映ってたね、なあママの顔(笑)
by なあママ (2009-05-17 22:40)
>伝説でしょー!って思いながら、息子と穴の奪い合い
あははっ mykairaさん、素敵ですw
蘇州もいい所ですね。
一度行ってみたいです。
by ごんたママ (2009-05-18 01:54)
素敵なホテルですね!!
タイムスリップした気分、
わかる気がしますヽ(´ー`)ノ
石畳の人はなんとなくわかりましたが、
虎の顔は、、、(^^;
by たろう (2009-05-18 06:08)
専用ラウンジでゆっくりと。
夢のような世界ですね〜。(^o^)/~~~
by ラミーキッズ (2009-05-18 09:27)
おぉ!
日本とはまた違った感じの茶畑の風景も
とっても素敵ですね☆
by お茶屋 (2009-05-18 10:03)
さすがお茶屋さん。
伝説って伝説なんだけど本当かもと思うとちょっと怖いですね。
1000人ではなくても本当にあったのかも・・・。
虎の顔??はちょっと??でしたけど。
by ちばおハム (2009-05-18 11:02)
ふぁ~是非行ってみたくなりました。
by kelly (2009-05-18 11:53)
世の中、傾いていますねぇ・・・・・
by こうちゃん (2009-05-18 13:02)
中国茶っていいですね~*
文化の違いで、日本のお茶とは
また、違っていいですよね。
お薬として始まってるから
入り口も広い気がするね。
by nayusa (2009-05-18 14:59)
いろんなお話を聞きながらの旅は楽しいでしょうね。
有意義な旅でしたね♪
by アカシア (2009-05-18 21:02)
蘇州、面白いところですね!
ホテルもゆったり寛げそうだし、
剣池、千人石、試剣石などなど興味深いところばかりですね~♪
でも門は虎の顔には見えない・・どっちかというとハニワのような・・と言うと中国の人に怒られるかなぁ^^;
by ゆみっさ (2009-05-18 23:07)
蘇州夜曲で有名ですね^^
by Baldhead1010 (2009-05-19 07:14)
素敵なところですね。
そちらは新型インフルエンザどうでしょうか。
by pandan (2009-05-19 07:16)
うわ~!!蘇州、憧れの土地です❤❤
素敵ですね~~!!
ますます行ってみたくなりました(*^^*)
by Rinko (2009-05-19 07:42)
行って見たいです~~!
石畳が凄いですよね~~~!
インフル大丈夫?
by COYOTE (2009-05-19 09:44)
水の都・・
とても素敵な場所ですねぇ
by Rosymoon (2009-05-19 11:12)
おぉぉ、私の大好きな宮城谷昌光の世界ですねぇ。
父である呉王、闔閭の仇を討つため、息子の夫差が「
臥薪嘗胆」して機会を待ったという故事で有名ですな。本の中でしか読んだことのない人物ですが、こうして写真でゆかりの地をみるとすごく実感できます。
いいお写真、ありがとうございました。
by ku-chan (2009-05-19 13:22)
朝日の中の風景!
太極拳してる人がいて・・・なんだかいいなぁ~
by にこちゃん (2009-05-19 13:36)
すっごく素敵なホテルですね~!!
一度は泊ってみたい。。。
中国は日本とはまた違った文化が見られて楽しそうですね(^^♪
こんなに素敵な観光ができるなんて羨ましいです(^_-)-☆
by るな (2009-05-19 22:56)
王様の権力って、すごかったんだな … と、読んでいておもいました。
千人みなごろし … Σ(0△0:)
伝説にしても、残忍だな … 本当っぽく思えるからこわいです。
けれども蘇州、とても魅力的な場所ですね(o→ܫ←o)
by sion (2009-05-19 23:14)
素敵なところですねえ〜。
朝日を浴びて太極拳するお写真なんて、
映画のパンフレットみたい〜。
中国の大きさと歴史の深さ、エネルギーを感じるなあ。。。ホテルも素敵ですねえ!!!
橋の穴から〜???常磐さんは見えたのかなあ?
最近大河ドラマに出てくる女優陣の中でも、
一段とあでやかですが。。。楽しい言い伝えですねえ。素敵な旅のレポートを有り難うございます!
by qooo (2009-05-20 05:41)
中国茶の美味しいのって
また日本茶とは違う美味しさで感動ですよね~^^
今回も素敵な旅ですね☆
by chibiroh (2009-05-20 06:25)
お部屋のアップグレードいいなぁ(≧∀≦)
by ユキ (2009-05-20 12:00)
悠久なる大地中国をのんびり旅してみたいですね(^_^)
by 駅員3 (2009-05-20 12:38)
蘇州、素敵なところですね。
朝から太極拳かぁ~
さすが!
by octobre (2009-05-20 16:26)
中国旅行、前よりはしやすくなったのかしら。
近いけれどまだ知らないところが多い中国、
蘇州はまだいったことがないからいつか行きたいなぁ。
by あやっぴぃ (2009-05-20 17:05)
またまた素敵なホテルにお泊りだったのですね、どうやって計画されているのか、本当に旅行の達人ですね!
イタリアのピサで斜塔を見た事があります、蘇州で東洋の斜塔が見られるのですね、いつか見てみたいです。
そして、「剣池を上から覗く穴」面白いですね~!伝説とはいえ、しつこいくらいに覗いちゃう気持ちわかりますよ~(笑)
by naosuzu (2009-05-21 11:24)
素敵な旅ですね。
こんな風に上手に旅を楽しめるようになりたいです。
by 紅天狗茸 (2009-05-21 12:46)
蘇州行ったのはもう15年も前になります。
庭園をめぐったのですが
なぜかとても大きくてどぎつい色のハスのような
作りものの花がいくつも池にあって
なんとなくもったいない気がしていたのですが
ずいぶん変わったのでしょうね~
mykairaさんのお写真で拝見した蘇州は
とても素敵な街です♪
by いばん (2009-05-21 13:10)
越王句践と呉王闔閭、学生時代を思い出して懐かしいです。
それにしても蘇州は、ゼヒ行ってみたくなる所ですね~!
でもmykairaさん、それ以上美しくなって、一体どうするつもりですか!?(笑)
by SAKANAKANE (2009-05-28 05:08)
mykaira さんのブログを拝見し、いつか行ってみたいと思っています。特に、雲岩寺塔です。
by 中国旅行大好き (2009-07-02 16:13)