北京へ * 心に残る旅 *

週末を使って、北京オリンピック以来、３ヶ月ぶりの北京入り。
今回は、仲良し２家族との３ヶ月ぶりの再会と、上海で知り合った元アナウンサーの親友との再会が目的。
もう北京も見納めかな・・と、急遽飛び立ちました。

息子は飛行機に乗れることで前日から興奮気味。主人は先に出張で北京入りをしていたので、金曜日の夜に息子と二人でフライト、もう慣れっこになっちゃいました。
中国では、子連れ優先レーンがあるので意外とスムーズにチェックインできます。
息子は空港に到着すると鼻息が荒く、目がキョロキョロ！「ママ！あっ！東方航空！南方航空！あっ！あっ！」鼻息ブッー！！鼻血も出そうな勢いです・・。あらゆる航空会社の名前を叫び・・・何故か中国の国内航空が好きな息子ちゃん。

北京に到着後、すぐに親友がホテルまで来てくれて・・。
生まれて直ぐ上海へ来た息子を可愛がってくれた彼女を息子は覚えている様子。離れていても、記憶は直ぐに甦るもので、綺麗なお姉さんが大好きな息子は・・、
一発芸で喜びを表現。

彼女も困った様な、変な息子に顔も引きつりながら付き合ってくれた楽しい一時。

翌日、１家族のお友達宅へ遊びにいくと、犬好きな息子は、レオ＆ララちゃんのお散歩を頼まれて得意気にお散歩。

ただ、喜んでるのは息子だけだと、私は察し・・・。

ほらっ、レオちゃんの顔、「振り回すのは勘弁してくれ・・」って顔してません？（笑）

お散歩も終え、”前門２３号”がオープンしたとの情報を仕入れていたので、是非、一度覗いてみたいと思い、お友達家族も誘って北京を観光。

”前門２３号”・・
20世紀初頭、アメリカ領事館があった場所が、長い年月を経て、クラシカルな建物を改造し、レストラン・バー・ギャラリーを集めた複合施設へと変貌したセレブな場所です。
そこは、私の大好きな場所、上海の外灘にある”外灘３号”のオーナー、ハンデル、リー氏が、５年の歳月をかけてリニューアルさせた場所。やっぱり、北京に来たらちょっと足を踏みいれてみたい。

入り口の前では、こんな露店が並び地元の人で賑わっていますが、中へ入ると、中国とは思えない別世界へと誘ってもらえます。
これは、北京でよく見られる光景、サンザシや果物を飴でコーティングしたお菓子。



中へ入ると芝生が引き詰められた広いスペースの周りに、四合院を思わせる建築の洋館が堂々と立ち並び、中庭には、幻想的な噴水が下から噴出し霧が幻想的な大人の空間です。
高級時計メーカー、パトリック・フィリップのブティックや、ミラノでミシュランの二つ星を獲得している「サドリエール」や、ＮＹの人気レストランがオープンさせた「メゾン・ブール」、そのほか、スペイン料理やモダン日本料理のレストランが入店してお洒落な雰囲気・・。

がっ、、、まだＯＰＥＮしたばかりの様子、人も見かけず、幻想的な霧が吹き上げる中庭で、息子はサッカー場と勘違い・・・。
慌てて息子を阻止させようと、霧の中、逃げ回る息子を追いかけ、ささっと、退散っ＝！　

道路を挟んだ向かいへ移動、「前門大街」というショップが立ち並ぶ通りがリニューアル。

と言っても、あちらこちらに手を加えられた北京の町並みは、何処も未完成で、中途半端な情緒薄い都市になったな、、と、実感。

例えば、北京中心街には、こんな変わったビルも。

オリンピックの名残惜しいワーゲンを発見！


で、「前門大街」へ話は戻ります。
一本路地裏へ入ると、北京らしい歴史を感じる老舗通り、冷たい空気に湯気が立ち上がるホカホカのもち米の中は、ゴマ風味と小豆味。

お友達の奥さんが、勇気を出して？試食、”んーーーっ・・・”と、完食後は、ノーコメント（笑）。

１８６２年創業の本場シルクの発祥とも言われるお店や、北京で初めての映画館など老舗が残されています。


１３５６年創業の老北京布靴の老舗店。
お祖母様へのお土産として、一足購入してみました。

中は綿で敷き詰められた暖かい、足に優しい健康長寿の布靴です。

夜は、ホームパーティにご招待され、３家族が集まっての晩餐。
食事の準備をしている合間に、息子達はマンションのプールで遊ばせてもらい、２歳年上のお兄ちゃんとプールで大興奮。



シャンパンやワイン、全て手作りのお食事とケーキでおもてなし頂き、楽しい２泊３日の時を過ごし北京を後にしました。

そういえば、「旅行など、移動すると子供は成長するものよ。色々出掛けたらいいわよ。」と、言ってくれたお義母さん。
確かに、息子は北京へ行って、トイレ（大、小）出来るようになりました！！
素敵なアドバイスをありがとうございました。これからも、遠慮なく旅行へ行かせて頂きますね♪うふっ

北京オリンピック ～星野ジャパン～

～北京オリンピック～

２２日の対韓国戦、２３日３位決定戦アメリカとの試合を観戦してきました。

２１日の夜に北京入りをし、上海より涼しく気持ちよい気候の北京。
日本のお盆を過ぎると北京は風も涼しくなり過ごし易い一年で最も気持ちよい季節に入ります。

試合両日は晴天に恵まれ、風は涼しいけど、肌に突き刺さるほどの陽射し。
日本の野球を見せて欲しい！そんな願いを込めて、北京在住の友達のご家族とお揃いの応援グッズにＴシャツを着込んで、出発！
ファンの気持ちは一致団結！盛り上がったのは星野ジャパンを応援したファンだけだったのか・・・・


星野ジャパン、初戦から勢いが感じられなかったと思うファンが多かったはず。
それでも、”金メダル”への可能ｊ性を求めて大勢のファンが暑い中大きな声援をあげていました。
息子も「加油！」じゃーよう～！と中国語での声援で盛り上がり・・。

眩しかったのか、私のサングラスで観戦中。

息子も暑い中、グズグズ言う事もあったけど、２日間、よく頑張って応援しました！

ブルペンで・・・、中国人の男の子が上原選手のファンらしく、一生懸命ネットの隙間から覗いていたので、一緒に見せて！とカメラを構えると、その男の子が目隠しネットを大きく開いてくれた隙にパチリ（笑）　中国人の男の子と気持ちが一つになった瞬間です（笑）

ダルヴィッシュ投手、田中投手、上原投手


試合を見入ってる後姿。


大きな声援があーっ！！！と下がり気味に変わった瞬間
ガクッ！と肩を落としたダルヴィッシュ様。

この姿、２点追加点を採られた瞬間。。。。

でも、私が見てる間だけなのでしょうか・・ブルペンでは上原投手だけ一生懸命練習してましたよ！
中国人の男の子が見つめる目には力が溢れ、世界の子供達に夢を与える選手達、暑い中大勢のファンが日本からやってきたり、ダフ屋で何倍もの金額で買ったチケットを握り締めて応援に来た人たち、そんな多くのファンの声援が伝わっていたのでしょうか。 　応援席の裏側にも、目を向けてもっと気持ちを高めて戦って欲しかったな。 そう私達には感じられた雰囲気と、選手達の活気が見られなかった星野ジャパンでした。

次を期待します！！！　”星野監督、選手の皆様、お疲れ様でした！”
野球はあまり分からない私でも、応援席で皆と同じ気持ちになれたこと、選手達に少し近付けただけでこれからの日本の野球に目を向けるきっかけになったかな。　
これから息子も野球に興味を持って好きになるかもしれません。
その時は、私が一緒にキャッチボールぐらいはできるかな～（＾＾；）

北京オリンピックを記念して・・

８月８日の北京オリンピックを記念して、マスコットの「福娃」がデザインされているJohnson+Johnsonの、バンドエイド　発見。
防水です。　先日、主人が息子とプールで泳いでるとき、このバンドエイドをお腹に貼ってて思わず笑っちゃいました。なんだか、マスコットが伸びてて子供に見えなかったけど・・。


「福娃」とは、福をもたらす子供を意味しています。

５つのマスコット、それぞれ名前もありますよー。

★魚の「貝貝（ベイベイ）」
★パンダ「晶晶（ジンジン）」　
★聖火「歓歓（ファンファン）」　
★チベットカモシカ「迎迎（インイン）」　
★ツバメ「妮妮（ニイニイ）」

そして、それぞれ最初の一文字を並べて読めば、中国語で「北京歓迎你」となります。
世界の人々へ歓迎の気持ちを謳ったマスコット。

可愛いので、お土産にしようと思います。