SSブログ
成長記録 ブログトップ
- | 次の15件

未熟児ちゃんが迎える1才児検診&夏休み in Japan [成長記録]

昨年の夏に828gで小さな命を授かり、息子も1歳を無事に迎えることができました。

1歳児検診では体重が7600g、小柄ではありますが、順調に成長しているようです。
小児科と、眼科(未熟児網膜症)での検査、リハビリ科、感覚科、と、一日で4つの科を受診。
更に、NICU(新生児集中治療室)に居た1000g未満の未熟児ちゃんについては、定期的に子育て環境のアンケートを実施、経過観察をするため出生時の病院内で面接もありました。
(これは、親にとっても心配事を相談でき、成長過程の観察をしてもらえる上で心強い事です。出生後のケアができる病院は本当に心強いですね)

日本へ帰省した翌日,8/7に、息子の今後について大事な節目を、親子3人で迎えることにしました。
先ず、小児科では、この一年間、風邪も引かず大きな問題もなく、無事に過ごせた事を、担当医からも”素晴らしいですね。順調すぎるくらい順調ですっ!”と、評価してもらえました。

眼科では、未熟児網膜症の検査を半年振りに検査してもらい、こちらも”問題なくもう見えてますね、しばらく検査も必要ないでしょう。”と、評価。

言語感覚科では、聴覚の検査、耳鼻触診をしましたが、こちらもちゃんと反応があり、聞き取れていました。ときどき、聴覚検査では、音を聞き取れていても怠けてしまうらしい・・・。(ーー;)
こんなマイペースでいいのかしら。

そして、今まで一番の心配だったリハビリ。
リハビリ科では、半年振りに担当医から、経過観察をしてもらいました。
息子の動きを見て、”あれっ?”という反応。 (母):ドキドキ・・握り締めた手からも汗がジワッ
担当医:あれれ?(反応テスト中)問題なくクリアするね~。
息子の身体を、うつ伏せにして、両手を身体の下へ。1秒もしないうちに嫌がって手を抜き出します。
両足も同じく、横向きからうつ伏せ状態にしても、1秒程で足を抜きハイハイをし始めます。
”単発的な動きや緊張もなく、反応が早くなってるので、普通に立って歩けるでしょう。
もう、何も問題ないですよ。リハビリももう来なくていいよ。”との事。 
この言葉を聴き、私の脳裏には上海での苦痛な思いが浮かび、リハビリを毎日息子と頑張った日々を振り返って思い出していくと、嬉しさで涙が溢れてしまいました。
1年という節目に、第一段階をやっと無事過ごせたと実感した日でした。

久しぶりの日本で、美味しい野菜、ご飯も沢山食べて欲しいので、離乳食も一日3回へと増やしてみました。 

尾道ラーメンも食べに!魚のダシで出来たラーメンは、濃厚なお味で最高に美味しかった!

そして、8月23日1歳と1ヶ月で、ストローの練習をさせてみましたが、一日目はストローを横に銜え遊んでいました。 ストローの使い方違うよ~。
8月24日、翌日もストローの練習をしてみたところ、なっなっなんと!一日目で上手に吸って飲み始めました。 ちょっとご本人様もビックリ?ちょっと不思議そうにストローを眺め、もう一度口に。
上手に喉をゴックン♪ゴックン♪鳴らしながら、野菜ジュースを飲み干しました。
ついでに、ラッパも持たせたところ、プッ・・・プッ・・・ちょっとひ弱な音ですが、吹くということを学習していました。
これで、吸う、吹く、を1歳1ヶ月にてマスターしました。
結局、日本は居心地が良かったので、3週間も滞在し、長~~い夏休みを過ごすことに。
この3週間で、沢山の学習もでき、また一段と成長した息子です。









nice!(6)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

出生後から、手相?! [成長記録]

先日、中国で多くの人が、息子の手の平を見て、「わっ~!この子の手は叩くと痛い!」とか、「老板(ラオバン)!老板(ラオバン)!」と騒いでいました。

よく聞くと、息子の手相は、頭脳線が、横一直線になっているので、それを見る人々が口を揃えて言っていたのです。 

「人を叩く痛い手」とは、→(人を抑え、叩かれるとあまりにも痛いので逆らう者が居ない、手から溢れるパワーの持ち主、などなど、、意味があるそうです。) 
、「老板(ラオバン)!老板(ラオバン)!」とは、→(中国語で、老板は、ボス、経営者などを言い表します) 中国でもこの様な手相をした人は、数少ないそうで、思わず、息子の将来に大きな期待をしてしまった母でありました。。。


nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:妊娠・出産

6種混合の予防接種でグッタリする息子と上海の飲茶を食する母。 [成長記録]

日本での検診が終わり、上海へ戻ってすぐに2回目の予防接種でしたが、37.4度の微熱と、朝方の下痢で医師からも、少し延期しましょう。との事。

今回は5種混合(DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風混合),HIB,ポリオ)に、B型肝炎を混合。6種混合です。 
中国政府の厳しい制限によって、病院の名前で外国製ワクチンを輸入する事が現在はできないとの事。そこで、国外製のワクチンを取り寄せるには、患者名で個人輸入を病院に代行してもらいます。 B型肝炎は、任意です。中国では、出生後にはB型肝炎予防接種を受ける子供が増えています。現地の医師とお子さんを持ったお母さん方に聞いて、自分の生活状況を把握し、息子の成長具合等総合的判断で接種を希望しました。

きっと、予防接種の後はグッタリするので、体調がよさそうで、元気な日に打ちましょう。との判断で、今回の6種混合は、息子が回復したその3日後に接種。 今回も、注射を嫌がらず何も無かったかのように、無事終了。

その日に母は、息子がグッタリ眠っている間に、美味しい飲茶を食べちゃいました。本店が香港にある飲茶専門店。運良く(?)行きつけの病院の向かいにあるのです。この日は、腸粉と上海小龍包、鳥の足とちょっとこれはグロテスクだけど美味です!


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

オムツ、ミルクも飛行機輸送?!+便秘解消法 [成長記録]

この中国で日本と同じ紙オムツをゲットするには不可能なので、息子の検診がある日本へ帰省した際に、オムツとミルクを大量に買って持ち帰っています。ふっ~大変。
中国の紙オムツは、やはりちょっと肌触りが悪く、通気性がよくないみたいです。

病院では、母乳のほうが免疫力も付くから良いと指導されたにも関わらず、息子は早くから母乳を嫌がり、ミルクだけになってしまいました。どんなにトライしても、母乳を飲んでくれません・・・。母乳をどう卒業させるか悩むお母さんが多いはずなのに、、、うちは、どうすれば飲んでくれるか悩みましたが、10ヶ月になった今でも、ミルクだけでも十分成長して、熱や風邪もひかず、元気に育ってくれています。 それも、味が分かるみたいで、他のミルクは嫌がって飲まないんです。。でも、ミルクを迷わず選択できたのは楽チンだったかな。
未熟児の赤ちゃん用には、どんなミルクがいいのか、迷いましたが、色々飲ませた結果、息子はアイクレオのミルクだけ残さず飲み干していました。 ちょっと濃厚な味。色の見た目も私の母乳に近い色だったのです。
アイクレオのサイトはこちら⇒ http://www.eshop.icreo.co.jp/

上海では手に入らないので、帰省した時にまとめ買いで輸送してます。子連れでの大荷物での移動は大変だけど、 以前も、中国のミルクで、基準値を超えた物質が入っていた。と報道されているのを見て、怖くて買えないのです・・。
離乳食も、無農薬野菜を探して献立を考えたり、日本での食生活以上に、神経を使ってしまいます。

先日息子は初めての便秘になり、3日ぶりに綿棒でつついたところ、硬くなって出ないので泣きじゃくってしまいましたが、何とか自力で出し切りました。直ぐに、水分補給と、Gerberのプルーンを食べさせたところ、夜になって便秘も解消!翌日も順調! Gerber は、アメリカ製の離乳食ですが、食べきった容器もリサイクルできて、電子レンジでの使用も可能。上海の輸入食取り扱いショップで手に入ります。ちなみに、私はCity martで購入。

Gerberのサイトはこちら⇒ http://www.gerber.com


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:妊娠・出産

未熟児への経過観察と今後のケア [成長記録]

7月21日:出生時の体重は、828g ですが、体内の水分が少し減るため、実際には、生後1週間ぐらいの体重は、780gになっていました。息子の場合、消化管に穴があり、日齢二日目で発生。腸液が出れば腹膜炎を起こす可能性が高いが、今のところ症状は安定している為、しばらく様子を見る事に。生後24時間以内がヤマ場と言われ、落ち着かない日々を過ごした。 

8月1日:消化管からの漏れは少なく、穴も小さくなっている様子。造影剤を入れての検査は確定せず、そのまま状態を見ていく。

8月2日:初めて、母乳を0.7cc(口へ2滴)入れてみる。息子が初めて母乳を飲んだ日です。
その翌日から、1ccずつ増やし、自力で便も出すようになり、お腹のガスも無くなっている。

8月5日:穴が自然に塞いだようだ。ヤマ場も乗り越えたようで、生命力の強さを改めて実感。

8月10日:体重848g 母乳量 8ccx8回=64cc 呼吸、肺の状態も安定しているので、このまま様子を見る。

8月22日:ついに、呼吸器を外す。この頃から、体重も1000gを突破。しかし、新たな心配は、未熟児網膜症です。未熟児網膜症は、35~42週で判定。早期発症は見られないが、今後の経過観察は必要。入院中は、1週間に一度、眼科の医師が看てくれるが、35週~38週に網膜症の変化が出る一つの節目。特に症状が発生している状況ではないと聞くたびに、ホッとする。

9月後半、酸素器も外し、母乳を直母ができる様になる。
クベースから、コットへの移動も始まるが、退院後の説明も聞くようになる。
外気に触れていくようになると、冬場に向けて、風邪の抗体(RSウィルス)の予防接種が毎月1回受けなければならない。退院して、中国へ戻っても、そのシナジスという予防接種が認可されているか、先ず調べなければならないが、結局、認可されていない事が分かり、日本或いはイギリスから、アンプルを個人輸入で購入しなければならない。10月から3月の冬場毎月1回、RSウィルスの予防接種の為、日本へ帰る事になった。
その都度、日本の担当医に経過観察と、検診を受ける事になるので、息子にとっても私達にとっても、出生経過を知らない中国の医師に、検診をされるより、1ヶ月に一回の日本への移動は大変だけど、大変さに変えられない安心感を選んだ。

本来の出生予定日は、10月26日。この日から1週間後の11月4日に、お世話になったNICUを退院する事ができた。 約4ヶ月のNICUを離れる寂しさもあったが、上海へ息子を連れて戻るまでの1~2ヶ月、日本では一人での育児が始まった。

未熟児は肺が弱いため、風邪を引くと肺炎を起こす恐れがあり、抵抗力が弱い為、あらゆる環境を通常以上に気を配らなければならないのです。特に、冬場に退院したので、神経を使いました。
そして、母乳を与えなければならないので、私自身が、栄養を摂って体力も付けなければなりません。 

退院してからは、NICUでの看護のおかげで、生活リズムができていたのでしょう。朝と夜の区別が息子自身できていたので、夜は決まった時間に寝てくれて、夜鳴きも全くと言っていいほどなかったのです。

2006年新年を日本で迎え、2月旧正月(中国のお正月:春節)に、主人が迎えに来てくれました。やっと親子3人で上海へ戻る。
上海の自宅では、息子が過ごし易いようにと、主人が部屋数が多いマンションへ引越しをして準備をしていてくれた。親子3人がやっと一緒に過ごすことができ、穏やかな落ち着いた生活が始まった。こうして、昨年の夏から、長い、そして、寒い冬を過ごし、親子離れ離れの生活からようやく春の訪れを感じ始めた。。。  


nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:妊娠・出産
- | 次の15件 成長記録 ブログトップ
ママ大好きなボク。
ママの物はボクの物。
DSC02803.JPG
blog.jpg
にほんブログ村 子育てブログ 幼稚園児育児へ
にほんブログ村 子育てブログ 超未熟児育児へ
ポチッと。1票が励みになります[るんるん]

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。